1000万円超え!? マツダ新型「ロードスター」発表! オシャ色採用&走り進化の“電動格納ハードトップモデル”泰で予約開始

2023年2月20日、マツダのタイ法人は2023年登場の新型「MX-5(日本名:ロードスター)」を発表し、予約受付を開始しました。現地では日本円で1000万円を超えるクルマとなるようです。

新色を追加し新型「MX-5(日本名:ロードスター)」登場

 2023年2月20日、マツダのタイ法人は2023年登場の新型「MX-5(日本名:ロードスター)」を発表し、予約受付を開始しました。

タイ市場で発表された1000万円を超えるマツダ新型「ロードスター」
タイ市場で発表された1000万円を超えるマツダ新型「ロードスター」

 ロードスターは、1989年に、マツダが展開していたブランド「ユーノス」から登場した2シーターオープンカー。国外ではMX-5として展開され、2022年9月18日には、イタリアで、707台のMX-5によって「マツダ車による世界最大のパレード」というギネス世界記録のタイトルを更新するなど、その人気ぶりが伺えます。

 現行モデルは2015年に登場した4代目モデル。「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」が採用され、人がクルマを楽しむ感覚の深化に徹底的に取組み、「人馬一体」の楽しさが追究されています。

 そんなMX-5ですが、タイ市場では今回発表された2023年登場の新型モデルを含め、日本では「ロードスターRF」として販売される、電動格納ハードトップモデルのみが展開されます。

 2023年登場の新型モデルでは、外装色に新色ジルコンサンドブラウンを追加。他のすべてのマツダのボディカラーと同様に、車両の光と影の反射によって生み出される力強さと自然の美しさを伝え、高級感を表現します。

 また、外装色の追加に加え、最新のKPC(キネマティック・ポスチャー・コントロール)を導入。これによりあらゆる道路状況で、カーブを走行する際の安定性を向上します。

 パワートレインには、最高出力184馬力・最大トルク205Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションとして6速MTもしくは6速ATを選択可能です。

 価格は、MTモデル、ATモデルともに291万2000バーツ(1133万円)からです。

 タイ市場では、マツダ車は“輸入車”扱いとなり、関税の影響で非常に高額となります。

※ ※ ※

 マツダのタイ法人の専務執行役員であるティー・ペルポンパン氏は、MX-5について以下のようにコメントしています。

「MX-5 は、世界中のマツダの従業員と顧客の誇りであり続けてきた象徴的なスポーツカーです。1989年2月のシカゴオートショーでデビューし、大成功を収めました。

 ファンの心を掴んだMX-5は、全世界での累計販売台数が120万台を超え、世界で最も売れた2人乗りのコンバーチブルスポーツカーとしてギネス世界記録に記録されるほか、2015-2016年の日本カー・オブ・ザ・イヤー、2016年の英国カー・オブ・ザ・イヤー、2016年のワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーなど、多くの国から多くの賞を受賞しています。

 マツダMX-5の人気は続き、タイではすでに600台以上の顧客がいます。

 今回登場した新型MX-5がドライバーに笑顔と幸せをもたらすと確信しています。2023年5月までに納車をする準備が整っています」

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