埼玉~群馬の40kmを結ぶ「上武道路」4車線区間が延伸! 国道17号の大規模バイパス4車線化の進み具合は?
群馬県前橋市内で、国道17号「上武道路」の4車線区間が延伸します。
前橋市内の2.1kmが4車線化
国土交通省関東地方整備局高崎河川国道事務所は2023年2月17日、国道17号バイパスの「上武道路」で4車線区間が延伸すると発表しました。
2月28日正午に新たに4車線化するのは、群馬県前橋市内の延長2.1kmです。
上武道路は埼玉県と群馬県を結ぶ総延長40.5kmの大規模バイパスです。全線が開通しており、前後の熊谷バイパス・深谷バイパス・前橋渋川バイパスと一体化して地域高規格道路の「熊谷渋川連絡道路」を構成しています。
北関東道や関越道にも接続し、国道17号現道の渋滞緩和や物流円滑化などを担っています。
上武道路では、これまで半分を超える26.6kmが4車線で開通。今回は暫定2車線区間13.9kmのうち、前橋市内の上武鳥取交差点~上武上細井交差点間2.1kmが4車線化します。
高崎河川国道事務所は、4車線化により交通容量が確保され、暫定2車線区間における速度低下の改善や事故の減少が期待されるといいます。
なお、今井町から上武亀泉付近までの延長2.4kmも、2023年度までに4車線化されます。これにより群馬県太田市から前橋市にかけての31.1kmにおよぶ区間が、走りやすい4車線道路でつながる予定です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。