残りの1.4kmが開通

　国道370号の美里2バイパスが、3月5日16時に全線開通します。

　国道370号は、和歌山県の海南市を起点とし、同県北部の紀美野町や高野町、九度山町を東進し、橋本市、奈良県五條市、宇陀市を経由して奈良市に至る道路です。国道24号や国道369号などとの重複区間もあります。

　美里2バイパスは、幅が狭く急カーブの多い2.7km区間で、2012年度から約59億円かけて整備が進められてきた道路です。

　今回は、和歌山県紀美野町の大角（平成大橋）から赤木までの1.4km区間が完成し、これにより全線2.7kmが開通します。道路は幅員7.0m（橋梁部6.5m）、2車線です。

　大角（平成大橋）側は既存の国道370号美里バイパスと、赤木側は現道とつながります。

　開通に先立ち、3月5日には紀美野町内で記念式典が開かれる予定です。