「ハイエース」で「入浴」!? 斬新「風呂エース」! 車中泊ならぬ「車中浴」の楽しみとは
トヨタ「ハイエース」のキャンピングカーで「露天風呂」を楽しむ人がいるといいます。その名も「風呂エース」のオーナー、YouTuberのきらTVさん(@kiratv)に話を聞きました。
「海を眺めながらの“車中浴”は最高」と語るオーナーを直撃!
クルマで泊まる「車中泊」旅の人気が高まっていますが「車中浴」している人はなかなかいないでしょう。
ハイエースのキャンピングカー「風呂エース」に乗り、旅先の気ままな露天風呂を楽しむきらTVさんに、その極意を教えてもらいました。
愛車のキャンピングカーは、ケイワークス製「EVANS(エヴァンス)」。
ハイエースのワイドボディ・ミドルルーフ車をベースにしたモデルで、上質な雰囲気の室内空間が特徴です。
きらTVさんはさらにマット塗装やバンパーガードなどで大胆にカスタマイズ。
独自の凄味あるスタイルに仕上げています。
気になる“風呂エース”のお風呂は、エヴァンスの後部荷室フロアに備わる、大型の床下収納を有効活用。ステンレス製で防水性に優れ、水抜き穴もついています。
ここにお湯を張ってみたところ、ちょうど良いサイズだったといいます。
きらTVさんは「本来の使い方とは違うので、あくまでも『自己責任』です」と話しますが、すでに4年ほど使用していて問題はないようです。
お湯を沸かすのはどうしているのでしょうか。
外部電源が確保できる場合には、簡易式の温熱機器を使うのだといいますが、今回みせてもらったのは薪(まき)ストーブを用いた方法でした。
ステンレス製のホースを直接薪の火にかけ、ホース内に風呂の水を循環させる仕組みです。
ストーブの火力が安定し、窯のなかが高温状態を保っていれば、わずか40分くらいで湧くといいます。
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いままで入った露天風呂のなかで、どのようなシチュエーションが良かったのかたずねると、次のように話します。
「海を眺めながら入るお風呂が好きですが、目の前がすぐ海という場所で、都合よくクルマが停められるところは意外とありません。
そんななかで、石川県の千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ沿いで、海を見ながら入った露天風呂が最高でした」
全長およそ8キロの千里浜なぎさドライブウェイは、クルマが走行可能な日本で唯一の砂浜で、夏場の海水浴後に入ったのだといいます。
今後も絶景を求め、風呂エースで車中泊と車中浴の旅を続けたいと語っていました。
20年前くらいにミニキャブに乗ってたころ、野菜を洗ったり塩水選に使用できる巨大な容器が8千円くらいで売ってたので、それを積んで温泉が湧いているところまで行って、バケツで温泉と川の水を汲んで移動式露天風呂を楽しんでいました。
大柄な男性がすっぽり座って入れるヤツで巨大なバケツのような頑丈なものでしたので、強度も耐久性もバッチリです。このような改造を施す必要もなく、お湯が湧いている所に行けばすぐにプライベート露天風呂を設置できます。
大きなホームセンターや田舎に多いコメリなどで春先から売っていると思いますよ。それなら軽バンで持ち運びは余裕なのでハイエースやキャラバンである必要もありません。底に近い側面に栓が付いているのでお湯抜きも簡単です。