欲しい人続出!? 世界初公開されたトヨタ新型「プリウス」 車中泊も出来るかも!? 新旧触って感じた変化&進化とは

2台の実物で比較! 使い勝手は新旧でどう変わる?

 またインテリアではさまざまな部分が新旧で異なっています。

 具体的には、歴代プリウスの特徴的だった部分としてセンターメーターが廃止されたことや、シフト位置や形状が異なったことなど、視認性・操作性に関する部分が挙げられます。

 また実際の運転時にタイトコーナーを曲がる際などで、ボディのしっかり感に加え、シートホールド性についても新型プリウスのほうが大きく向上していることにより、長距離運転時でも疲れづらくなっているといえます。

 一方、シルエットがクーペスタイルになったことで「後席が狭くなったのでは」という声がSNSなどで出ていました。

 実際に4代目モデルと新型プリウスの後席を乗り比べると、全幅が20mm拡大したことや前後席の間隔が8mm広がっていること、着座位置も下がっていることなどにより、窮屈感などは感じされません。

 また前席シート・ヘッドレストの形状が変更され後席からの前方視界が確保されたことも開放感に繋がる部分だといえます。

 細かな部分では、4代目モデルでは後席分割(左6:右4)でしたが、新型プリウスでは後席分割(左4:右6)と変更されていました。

意外と寝れるじゃん! 新型「プリウス」で寝転んだら快適だった
意外と寝れるじゃん! 新型「プリウス」で寝転んだら快適だった

 一方でラゲージスペースでは、4代目モデルの開口部は全体的に丸みを帯びていたほか、タイヤハウスがせり出していました。

 新型プリウスでは、やや縦方向の長方形のように変更され、荷物の出し入れがしやすい開口部になっています。

 さらに4代目モデルの底部分は深くなっていましたが、新型プリウスではフラット化されたことで長物を入れやすくなったほか、実際に寝転んでみると「意外と快適じゃん!」という感想です。人によっては工夫次第で車中泊は可能かもしれません。

※ ※ ※

 そのほか基本的なパワートレインは、ハイブリッド車に1.8リッター(2WD/E-Four)、2リッター(2WD/E-Four)に加えて、プラグインハイブリッド車に2リッター(2WD/E-Four)が用意されます。

 なお発売は、ハイブリッド車は2022年冬、プラグインハイブリッド車は2023年春頃の予定です。

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