中央道下り多治見IC~小牧東ICがゆったり3車線に 「追い越し用付加車線」に変えた効果は?
中央道の下り多治見IC~小牧東IC間で、右側付加車線方式区間の路肩拡幅工事が完成します。
登坂車線代わりに追い越し用付加車線を設置
中央道の下り多治見IC~小牧東IC間のうち、右側に付加車線を設けた区間(約3.7km)の路肩拡幅工事が2022年12月21日13時に完成します。
この登り坂の区間では、2016年から4年にわたり右側付加車線方式を試行的に運用していました。
これは、従来の登坂車線の代わりに第二走行車線の右側に追越車線を設けて、速度の加減速が比較的自由にできるクルマが追越車線を使って自ら追い越す方式です。
NEXCO中日本名古屋支社によると、試行の結果、第一・第二走行車線の利用が均等化し、追越車線の利用率が減少。これにより加減速に余裕のあるクルマが追越車線を利用しやすい状況になり、適切な追越行動につながったといいます。
今回の工事では、さらなる安全対策として現状の道路幅の中で中央分離帯を再構築して左右の路肩の幅を見直し、左側の路肩を拡幅しました。
これにより、緊急時に車両などがより安全に路肩に停車できるようにしたということです。
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