トヨタ新型「クラウン」“内装の質感”実際どう? 歴代から「イメージ一新」ユーザーからは賛否も?
2022年9月に先行発売された新型「クラウン クロスオーバー」ですが、どのような内装となっているのでしょうか。
新型「クラウン」気になる質感は?
トヨタ新型「クラウン」は2022年7月15日に世界初公開され、先行して「クラウン クロスオーバー」が9月より発売されています。
今回の刷新で16代目となる新型クラウンですが、どのような進化を遂げているのでしょうか。今回は内装を中心に見ていきます。
クラウンというと、「いつかはクラウン」というキャッチコピーが思い浮かぶという人も多いでしょう。
今回の登場で16代目となる新型クラウンは、日本の高級車を代表するモデルのひとつといえます。
そんなクラウンは1955年の初代モデルが登場して以来、67年に渡る伝統を継承してきましたが、新型クラウンでは革新的なデザインへと大きく一新されています。
高級さや上質さを感じられるポイントのひとつに、内装が挙げられますが、新型クラウンはどのような進化を遂げているのでしょうか。
新型クラウンの内装は、運転席、助手席、後席のすべてにおいて「全席特等席」を意識したデザインを実現したといいます。
運転席は、ディスプレイやメーター操作機器を水平に集約し、運転中の視線移動や動作を最小化し、直感的に運転できるデザインに。
助手席は、見晴らしの良さと包み込まれるような安心感を目指した造形となっており、足元はやわらかいソフトな素材が用いられ、まるで「ビジネスクラス」のような空間として提供されているといいます。
そして後席は外の眺めを楽しめるように、リアのドアトリムの肩口を水平的に長く取るなど配慮がなされ、ラウンジのようにゆったりとした空間に仕上がっています。
このほか、各所に施される加飾に「WARM STEEL(ウォームスティール)」と呼ばれる金属加飾を開発。
加飾というときらびやかな装飾というイメージがありますが、新開発された加飾はシルバーとゴールドの間を取った色味で、ツヤを極力おさえ上質さと金属質感でありながら温かみのあるデザインに仕上がっています。
この加飾は、ステアリングスイッチ周辺やセンターコンソール、インパネやシートなど各所に施されています。
さらに内装色は、定番のブラックのみならず、明るくモダンな「フロマージュ」(アイボリー)や、前衛的な「ブラック/イエローブラウン」のコンビなど、選択肢が増えており、一部グレードには本革が用いられています。
全席特等席というコンセプトのもと、新型クラウンは、室内空間の高級感をイチから刷新。どこに座っていても快適に感じるような空間に仕上がっているといえます。
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一方で新型クラウンの内装について、すでに実車を見たユーザーというユーザーからは「結構好きかも」「近未来的なデザイン」と好評の声がある一方で、「ハリアーの方が好きかも」「期待していたのとは違った」とネガティブな意見もありました。
環境仕様について、インパネのほか内装材にはリサイクルしやすい材料を使用した部品が用いられていることから、やや内装の質感が好みでないという人もいるようです。
すでにSNSでは、ユーザーのもとへ続々と新型クラウンが納車される様子もみられます。
16代目にして大きくイメージを一新した新型クラウンは、今後どのようにユーザーへと受け入れられていくかがポイントといえそうです。
220型と230型を比較していますが、210型とも比較して内装デザインの質感を見てみるといいのでは。個人では、210型の方が歴代のクラウンを踏襲していて日本車の上質感を上手くまとめていると感じます。ハリーに質感で劣るというのは、ごもっとも、この2代の間に質感の表現がチープになっています。最上級グレードの比較だけで無く、Gグレードでは差が大きいです。
あんな車誰が買う?クラウンは日本を代表する車じゃ無いの?そうであればもっと内装には高級感あるものにしないと駄目!