大注目のトヨタ新型「プリウス」世界初公開! “充電仕様”のPHEV車は旧モデルとどう変わった?

プラグインハイブリッドの性能も大幅向上?

 PHEVいちばんの特徴といえば、HEVよりもEV走行向けに強化された走行性能です。
 

先代と比べてスポーティさもアピールした
先代と比べてスポーティさもアピールした

 旧型プリウスPHVのパワートレインは、最大出力98馬力・最大トルク14.5kgfを発揮する1.8リッターの高効率エンジンに8.8kWhのリチウムイオン電池と最大出力72馬力・最大トルク16.6kgfを発揮するモーターを組み合わせ、EV走行距離68.2km、EV走行最高速度135km/hを達成しています。

 2022年11月現在、新型プリウスの詳細な情報は発表されていませんが、トヨタ初となる2リッターのプラグインハイブリッドシステムを採用したといい、従来と同等の低燃費を維持しながら、システム最大出力は223馬力を発揮します。

 また、0-100km/h加速が6.7秒であると公表。これまで低燃費とEV走行距離押しであった旧型プリウスPHVと比べ、動力性能の強化と力強い加速性能をうたっています。

 ボディ自体の剛性も高め、足回りも改良により直進安定性とコーナー時の車両応答性を高め、最新のパワートレインと組み合わせることにより、「乗った人をとりこにさせる」運動性能であると説明します。

※ ※ ※

旧型プリウスPHVではこれまで低燃費やEV走行距離のアピールなど、環境性能を訴求していましたが、新型では走りやデザインといった部分に焦点が当てられています。

 HEVとPHEVでラインナップは統一されたものの、PHEVモデル単体で比較するとやはり新世代環境車らしい正当な進化を遂げていました。

 新型プリウスのPHEVグレードは、今冬発売予定のHEVモデルより遅れて、2023年春頃の発売を予定しています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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