1300万円超え高級SUV登場! ピカッと光る「デカグリル」採用&シフトレバー廃止した新型BMW「X7」発売
BMWの日本法人は2022年11月15日、新型SUV「X7」を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
BMWの新フラッグシップSUV登場
BMWの日本法人は、最上級SUVの新型「X7」を2022年11月15日に発表しました。
新型X7は同日より発売し、同年12月以降の納車を予定しています。
BMWのフラッグシップSUV「X7」は2019年3月にデビュー。
2000年から展開しているBMWのSUV(同社ではSAVと呼称)ではもっとも新しいモデルで、それまでX5・X6が担ってきた同社の展開するSUVのなかで最上級に位置するモデルです。
ボディサイズは全長5170mm×全幅2000mm×全高1835mm。3列シートで、6人乗りと7人乗りが選択できます。
デビュー当初のデザインは、当時のBMWではまだ珍しかった縦型に近い大型の“キドニー”グリルを採用。グリルとつながる形状のヘッドライトを装備し力強さを演出していました。
今回の新型X7は主にフロント・インテリア周りのデザインを変更。さらに新しい先進技術を搭載し、装備の充実を図っています。
フロント周りのデザインは、2022年5月に登場した新型「7シリーズ(7代目)」と同様の上下二分割のヘッドライトを採用。上部はウインカーとデイライト、下部はLEDヘッドライトとして機能します。
BMWの特徴であるキドニーグリルは、暗闇で光を放つ「アイコニック・グロー・キドニー・グリル」となり、存在感を高めたといいます。
インテリアは12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイを一体化。BMWの伝統であるドライバー側に向けられた表示を実現するために、湾曲させた最新のカーブドディスプレイを採用しています。
また、シフトレバーを廃止。マルチメディアの操作をおこなうiDriveコントローラー回りをすっきりとさせ、運転席まわりの空間を広くし、モダンな印象を与えています。なお、シフトレバーの廃止にともない、パドルシフトは全てのモデルに標準装備となりました。
先進装備としては、日本において初めて国土交通省からの認可を取得した「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。この機能は一定の条件下でステアリングから手を放した状態で走行ができます。
さらに、拡張現実機能のナビゲーションや、事前に登録した駐車操作によりステアリングやブレーキ操作を自動でおこなう駐車経路自動誘導機能を標準装備しています。
パワートレインは、システム最大出力352馬力・最大トルク750Nmを発揮する3リッター直列6気筒ツインターボエンジンと48Vマイルドハイブリッドの組み合わせに加え、システム最大出力530馬力・最大トルク750Nmを発揮する4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンと同マイルドハイブリッドシステムの2種類が用意され、全車4WDとなります。
新型X7は発表と同日に発売され、価格(消費税込)は1339万円から1698万円です。
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