スポーティ顔採用! トヨタ「カローラ」パワフルなハイブリッド搭載! デジタルメーター採用し豪で発売

大幅に改良されたトヨタ「カローラ」(ハッチバック/セダン)がオーストラリアで発売されました。

ハッチバックとセダンのカローラが大幅改良!

 トヨタのオーストラリア法人は、「カローラハッチ(日本名:カローラスポーツ)」と「カローラ」(セダン)を大幅改良し、2022年11月に発売しました。

 今回、第5世代のハイブリッドパワートレインが改良され、ピークパワーが13kW向上。1.8リッターガソリンエンジンに新開発の高出力モータージェネレーターやパワーコントロールユニット、ダウンサイジング ハイブリッド トランスアクスルを組み合わせ、性能が向上しています。

大幅改良したトヨタ「カローラ」(オーストラリア仕様)
大幅改良したトヨタ「カローラ」(オーストラリア仕様)

 また、フロント車軸に搭載された駆動用モーターは、ローター内の1極あたりの磁石の数を2倍に増やすなどの改良を加え、新開発のリチウムイオン電池は入出力ともにパワーアップしながら14%の軽量化を実現しています。

 さらに、パワフルで高効率な2リッター直列4気筒ガソリンエンジン搭載車も設定。カローラハッチは126kW/202Nm、カローラは126kW/203Nmを発揮し、10速シーケンシャルシフト付きCVTの前輪駆動モデルも選択可能です。

 遠隔操作や緊急時のサポートを提供する「トヨタコネクティッドサービス」をはじめ、さまざまな安全機能が新たに導入されました。

 安全性向上のため、トヨタコネクティッドサービスでは、エアバッグが展開した緊急時や衝突を検知した場合に、自動的に緊急コールセンターに通知。

 ドライバーがオペレーターと通信することでサポートを受けることができるほか、ルーフに設置されたSOSボタンから、必要に応じて消防や救急などに車両の位置を知らせるコールセンターへの電話を手動で起動することができます。

 トヨタコネクティッドサービスでは、車両が盗難にあった場合に当局が車両を見つけるのを支援することも可能です。

 加えて、スマートフォンアプリ「myToyota Connect」(一部車種)を併用することで、残燃料や航続距離、ドアのロック状態、窓の開閉状態など、カローラの情報をリモートで確認することができます。

 また、安全装備もさらに向上。アクティブセーフティシステム「トヨタセーフティセンス」の機能が拡充され、プリクラッシュセーフティシステムに二輪車検知機能や交差点での衝突回避支援機能、右左折支援機能、緊急操舵支援機能、低速時の加速抑制機能を追加。

 カメラやレーダーセンサーも改良され、障害物や車両を検知する範囲が広がったほか、カローラハッチではブラインドスポットモニターが全車に追加され、レーントレースアシストには、ドライバーの車両入力がなくなったことを検知すると車両を徐々に停止させる緊急運転停止システム機能が加わります。

 さらに、トヨタの最新世代のマルチメディアシステムとして8.0インチのタッチスクリーンディスプレイを搭載。運転席側にショートカットボタンを配置した新しい画面レイアウトやApple CarPlay、Android Autoにより、精細感と使い勝手が向上。

 DAB+デジタルラジオを全車標準装備としたほか、マルチメディア画面下にUSB-Cポートを追加しています。

 エクステリアでは、フロントグリルをスポーティなデザインに変更したほか、「アセントスポーツ」「SX」両グレードに16インチホイールを新たに採用。

 ボディカラーも変更され、カローラハッチに設定されていた「ピーコックブラック」と「エクレクティックブルー」に代わり、「サンストーンオレンジ」と「ルナブルー」を用意。カローラハッチは「グレイシャーホワイト」「フロステッドホワイト」「シルバーパール」「グラファイト」「エクリプスブラック」「ジャスパーレッド」を追加しました。

 最上級グレードの「ZR」は、「フロステッドホワイト」「グラファイト」「ジャスパーレッド」「シルバーパール」「ルナブルー」に2トーンブラックルーフがオプションで選択可能です。

 カローラハッチの内装は、「アセントスポーツ」に7.0インチMID(マルチインフォメーションディスプレイ)、「ZR」に12.3インチフルデジタルインストルメントクラスターを採用。

 セダンは「アセントスポーツ」のハイブリッド車にサテライトナビゲーション、フロントサンバイザー(ランプ・ミラー付)が追加されました。

※ ※ ※

 オーストラリアでの価格は、カローラハッチが2万8130豪ドルから3万7620ドル(約266万円から約356万円)、カローラが2万8130豪ドルから3万9120豪ドル(約266万円から約370万円)です。

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1件のコメント

  1. 「なにが」13kW(約17.7PS)パワーアップしたのでしょうか?
    システム出力(90kW=約122.4PS)は前から特に変わっていませんが?

    前輪モーターの出力は国内向けでも向上(53→70kw)していますが?

    あと北米のマイナーチェンジ版にも採用されたグリルですねえ。
    日本仕様とほぼ同じのように見えますねえ。

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