トヨタ「シエンタ」怒涛の売れ行き!? ダイハツ「タント」がホンダ「N-BOX」に迫る! 22年10月度販売台数ランキング発表
2022年11月7日、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は2022年10月度の車名別販売台数ランキングを発表しました。
トヨタ「シエンタ」が止まらない 軽自動車も波乱の展開になりそう?
2022年11月7日、日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は2022年10月度の車名別販売台数ランキングを発表しました。
9月度の販売台数ランキングと比べ、どのような結果となっているのでしょうか。
登録車の10月度の販売台数ランキングは、トヨタ「ヤリス」(販売台数1万4142台)が首位を獲得。7か月連続で首位の座を保ち続けています。
続く順位を見てみると、2位がトヨタ「シエンタ」(1万739台)、3位がトヨタ「カローラ」(9753台)、4位がトヨタ「ライズ」(8660台)、5位がトヨタ「ルーミー」(8144台)と、5位までトヨタが独占という結果となっています。
2位に浮上したトヨタ「シエンタ」は8月23日にフルモデルチェンジしたばかりの新型ミニバンです。発表直後の8月こそ17位(2796台)でしたが、9月の6位(7785台)から一気にジャンプアップしたことからも、好調な立ち上がりであることがわかります。
今回5位以内へと復活したトールワゴンのトヨタ「ルーミー」は、上期までは販売台数5位以内の常連車種でしたが、8月では8位(4924台)、9月では9位(6791台)と順位を落としていました。
一方で日産「ノート」は2022年では2月から9月まで常に5位以内にランクインしていましたが、今回ルーミーと入れ替わるように6位(7603台)へと後退しています。
その他、トヨタの人気ミニバン兄弟「ヴォクシー」「ノア」はそれぞれ7位(7201台)、8位(7166台)のポジション。2モデルを合計すれば1万4367台で、1位のヤリスを上回る販売台数を記録している点にも注目です。
●2022年10月 登録車 ブランド通称名別 新車販売速報 乗用車ベスト10
・1位:トヨタ「ヤリス」(1万4142台)
・2位:トヨタ「シエンタ」(1万739台)
・3位:トヨタ「カローラ」(9753台)
・4位:トヨタ「ライズ」(8660台)
・5位:トヨタ「ルーミー」(8144台)
・6位:日産「ノート」(7603台)
・7位:トヨタ「ヴォクシー」(7201台)
・8位:トヨタ「ノア」(7166台)
・9位:トヨタ「アクア」(7007台)
・10位:ホンダ「フリード」(5858台)
軽自動車の10月度の販売台数ランキングは、ホンダ「N-BOX」(販売台数1万6369台)が1位を獲得。5か月連続で首位を維持しています。
続いて、2位がダイハツ「タント」(1万4981台)、3位がダイハツ「ムーヴ」(9128台)、4位がスズキ「スペーシア」(9103台)、5位がスズキ「ワゴンR」(7645台)となっています。
2位のダイハツ「タント」は10月3日にマイナーチェンジを実施。
「タント カスタム」のデザインがさらに迫力のあるものとなり、SUVのテイストを盛り込んだ「タント ファンクロス」を追加したことが功を奏したのか、毎月熾烈なバトルを繰り広げる軽自動車の「2位争い」は2か月連続で勝利を収めています。
常に首位を独走しているホンダ「N-BOX」に迫る勢いで台数を伸ばすタントが今後どう推移していくのか期待が高まります。
一方で3位ダイハツ「ムーヴ」と4位スズキ「スペーシア」の差はわずか25台であり、この3位争いも今後どう決着するかが注目されます。
●2022年9月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報 乗用車ベスト10
・1位:ホンダ「N-BOX」(1万6369台)
・2位:ダイハツ「タント」(1万4981台)
・3位:ダイハツ「ムーヴ」(9128台)
・4位:スズキ「スペーシア」(9103台)
・5位:スズキ「ワゴンR」(7645台)
・6位:ダイハツ「ミラ」(7208台)
・7位:スズキ「ハスラー」(6557台)
・8位:日産「ルークス」(6267台)
・9位:スズキ「アルト」(6104台)
・10位:ダイハツ「タフト」(3931台)
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