レクサスの新「小型SUV」登場! ベストセラーモデル「UX」が改良 航続距離延長&スポーティグレード設定し英で発売
英国レクサスは2022年11月7日、コンパクトSUV「UX」の改良モデルを発表しました。
EV車の航続距離延長&ハイブリッド車にスポーティモデル追加
レクサスの英国部門は2022年11月7日、コンパクトSUV「UX」のハイブリッドモデル「UX 250h」とEVモデル「UX 300e」両方の改良をおこなったと発表しました。
改良モデルのUX 250hは同日より、UX 300eは2023年後半に英国市場での発売を予定しています。
レクサスUXは2018年3月の仏ジュネーブショーで初登場。都会派のコンパクトクロスオーバーとして、取り回しに優れたボディとレクサスらしい高級感と迫力のあるデザインとなっています。
また、ガソリン車だけでなくハイブリッドモデルやEVモデルもラインナップに展開し、レクサスの電動化をけん引するモデルとなっています。以来、英国内で展開するレクサスのなかではベストセラーモデルです。
今回、2リッターガソリンハイブリッドモデルのUX 250hと、EVモデルUX 300eの2モデルの改良を実施。
どちらにも共通するものとしては、音声アシスタントの「Hey Lexus」を導入した新型マルチメディアシステムを採用しました。
音声アシスタントはオーディオや空調の操作がユーザーの声によって可能となり、会話をするように情報がもたらされます。
全体的なシステムのパフォーマンス向上もおこなわれ、トラックパッドによる操作からタッチ操作へと変更することで、容易な操作性を実現しているといいます。
UX 300eでは、搭載するリチウムイオン電池の容量を拡大。従来の54.3kWhから72.8kWhへと増強しました。それに伴い、航続可能距離(WLTPモード)が196マイル(約315km)から280マイル(約450km)へと40%拡大しています。
同時に走行性能も向上。ボディはスポット溶接を追加し、剛性を高めたほか、ステアリングやショックアブソーバーの設定を調整し、運動性能を高めています。
UX 250hでは、スポーティグレードの「Fスポーツデザイン」が追加。このグレードにはアダプティブ バリアブル サスペンション(AVS)が標準装備となっており、シャシー設定をスポーツに設定することで、硬い乗り味となりダイナミックなドライビングを楽しめます。
価格はUX 250hが3万4750ポンド(約587万円)から、UX 300eが4万4195ポンド(約746万円)からとなっています。
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直近では、日本でもレクサスUX 300eは2022年10月12日に改良を実施。バッテリー容量の拡大により航続可能距離が延長しています。
さも新車種が出たかのような書き出し。マイナーチェンジでこんな書き方をする同業者は見たことがない。
英国ではそもそも純ガソリン車のUXは出ていないようだが?