スズキ「“新型”スイフトスポーツ」に問い合わせ“殺到”!? 軽量ボディの「お手軽スポーツカー」どうなる? 現行型「販売終了」で“次期モデル”にも注目集まる! 販売店サイドも期待の声
4代目スズキ スイフトスポーツの最終モデルといえる「ZC33S ファイナルエディション」ですが、次期モデルはあるのでしょうか。首都圏にあるスズキディーラーに問い合わせてみました。
ファンのみならず販売店スタッフからも「新型に期待」の声が
スズキのスポーツハッチ「スイフトスポーツ」は、コンパクトながらスポーティな走りと手頃な価格などが支持され、根強いファンから支え続けられています。
しかしそんなスイフトスポーツの最終モデルといえる「ZC33S Final Edition(ZC33S ファイナルエディション)」を最後に、長かった歴史も潰(つい)えるのでしょうか。
ユーザーの反応などや次期モデルの情報などについて、首都圏にあるスズキディーラーに問い合わせてみました。
スイフトスポーツは、ベースのコンパクトカー「スイフト」に専用設計のサスペンションやエンジンなどを搭載した現代版のホットハッチともいえるクルマです。
初代スイフトスポーツは2003年6月にデビューし、ジュニア世界ラリー選手権のベース車両として活躍するなど、着実にモータースポーツの世界において実績を築いていきます。
ちなみにスズキの公式見解によると、グローバルモデルとしての“スイフト”は、2004年に登場した次の世代が「正式な初代」だといいます。
確かにジュニア世界ラリー選手権では、欧州名「イグニス」として出場していました。
そんな歴史的経緯を持つ“初代”(実質2代目)スイフトスポーツは、ベースモデルのスイフトより10ヶ月遅れて2005年9月(MT車は10月)のデビューとなっています。
このモデルから4速ATモデルが追加されるなど、より多くのユーザーに支持されることとなります。

それから6年後の2011年12月には2代目がデビュー。MTモデルが5速から6速となり、4速ATはCVT(7速MTモード/パドルシフト付き)へと変更されます。
そして2017年9月には、3代目となる現行型のスイフトスポーツがデビューします。
プラットフォームには新世代の「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、高剛性化と同時に軽量化を実現。先進運転支援「デュアルカメラブレーキサポート」などを含めた最新の安全機能も搭載するなど、さらなる進化を遂げました。
全幅が1735mmとワイド化されて専用の3ナンバーボディが与えられ、エンジンは最高出力140馬力を誇る1.4リッターターボが搭載されます。
根強い支持を集めてきたスイフトスポーツですが、2024年12月に特別仕様車のZC33S ファイナルエディション)が登場するとともに、2025年にスイフトスポーツの生産が終了することも正式発表されたのです。
そのあいだに、ベースのスイフトは2023年12月にフルモデルチェンジを実施していますが、以来2年にわたってスイフトスポーツの追加設定はされないまま、今に至ります。
2025年秋に開催された「ジャパンモビリティショー2025」や、翌2026年1月の「東京オートサロン2026」で次期スイフトスポーツにまつわるコンセプトカーやプロトタイプの発表も期待されていましたが、なしのつぶて。
結果としてスイフトスポーツはスズキのモデルラインナップから姿を消すこととなったのです。
それだけに復活を望む声は日に日に高まりつつあります。ユーザーの切実な声はメーカーだけでなく、販売店にも届いているのでしょうか。
2026年1月下旬、首都圏にあるスズキディーラーのスタッフに聞いてみました。
「ファイナルエディションの在庫がないかお問い合わせいただくお客様のなかには、『次期スイフトスポーツは発売されますか』といったご質問をいただくケースが何度かありました。
ファイナルエディションのオーナー様としては、『自分の愛車が最終モデルであって欲しい』と思いつつ、同時に『新型が出て欲しい』と願っていらっしゃるお客様も多いです」
他のスズキディーラーにも聞いてみました。
「新型スイフトスポーツが出るだろうと予測してファイナルエディションをパスしたお客様もいらっしゃいます。
現時点では何とも申し上げられないのですが、メーカーにもお客様が次期スイフトスポーツを期待していらっしゃる方がいるということは伝えてあります。
社内のスタッフにも所有しているものが複数おり、私自身も復活を待ち望んでいるひとりです」
ちなみに今回問い合わせた店舗ではともに「すでにファイナルエディションの受付は終了した」とのことでした。
しかし地域によってはベース車の登録済み未使用車を在庫しているケースもあるといい、複数の店舗に問い合わせてみれば新車(に近い状態)のスイフトスポーツが手に入る余地はあるかもしれません。
※ ※ ※
こうしたユーザーや販売店の復活を望む声は、きっとメーカーにも届いているはずです。
果たしてスイフトスポーツは復活となるのでしょうか。今後の動きに要注目です。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。














































