素材は“ダンボール”! 市販最高級”37億円“超えの「ロールスロイス」を再現!「ホームメイド ボートテール」のクオリティがすごい

クルマや銃などを身近な素材で再現するユーチューバーのKing OF Crafts氏が、「ホームメイド ボートテール」とも呼ぶ段ボール製のロールスロイスを作成。金属製のパイプと段ボールで、新車最高額ともいわれる37億円超えの超高級車を、自らの手で再現しました。

市販車最高額級の超高級車を、金属のパイプとダンボールで再現

 ユーチューバーの「King OF Crafts」は、驚異のテクニックを駆使しながらクルマや銃などを段ボールなど身近な素材で再現するユーチューバー。そんなKing OF Crafts氏が、2021年に「ホームメイド ボートテール」とも呼ぶダンボール製ロールスロイスを完成させ、動画を投稿しました。

 新車最高額ともいわれる37億円超えの超高級車を、金属製のパイプと段ボールで再現したといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。

King OF Craftsが作成した「ホームメイド ボートテール」(Photo:King OF Crafts)
King OF Craftsが作成した「ホームメイド ボートテール」(Photo:King OF Crafts)

 King OF Craftsはこれまでに、メルセデス・ベンツ「Gクラス」を段ボールで再現したり、ポルシェ「918スパイダー」やランボルギーニ「ウラカン」をFRPや金属製のパイプを用いて再現してきました。

 今回King OF Craftsが制作したのが、イギリスの高級自動車メーカー「ロールスロイス」の特注モデル「ボートテール」です。

 ボートテールはロールスロイスの中でオーダーメイドのクルマを制作する部門「ロールス・ロイス・コーチビルド」によって作られる特注車です。

 フロントフェイスは、ロールスロイスの象徴的なパルテノングリルを基調としたお馴染みのデザインです。しかし、Jクラス ヨットからインスピレーションを受けたという全長5800mmの長く尻すぼみなボディと木製の後部デッキが、ボートを思わせる優美なデザインに仕上げっているのが最大の見どころです。

 2022年5月におこなわれた「コンコルソ・デレガンザ ヴィラ・デステ」において初公開されたボートテールの価格は公式HP、リリースなどには記載されていませんが、海外メディアでは2800万ドル(日本円で約37億円)と報じられており、新車最高額ともいわれています。

 King OF Craftsが挑んだボートテールの製作過程は次の通りです。まず金属製の角パイプ同士を溶接し組み上げ、シャシーを形成。そのシャシーに、車軸や二輪車用のような小さな車輪、エンジンなどを搭載していき、クルマとして走行ができるようにします。

 シャシーを制作したのと同じ要領で、金属製の角パイプ同士を溶接し組み上げ、ボディ形状の骨を作ります。

 骨の間を埋めるように段ボールをのりで張り合わせていくと、「ホームメイド ボートテール」はおおよそ完成です。

 さらに、バンパー下部の開口部を塗装したり、メッキパーツを銀紙で貼り輝かせたり、灯火類を埋め込むなど完成度を高めています。

 King OF Craftsはこのクルマを30日間かけて作成したといいます。

 完成した「ホームメイド ボートテール」は、段ボール製なので流石に“ホンモノと見間違える”ような再現度ではありませんが、ロールスロイスで特徴的な格納式の「スピリット・オブ・エクスタシー」やボートテールで特徴的なリアハッチも再現されており、クオリティに対する執念を感じることが出来ます。

【画像】金属製パイプとダンボールで再現された自家製「ロールスロイス」の製作工程とホンモノの「ボートテール」を画像で見る(131枚)

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