「ブレーキが効かない!?」どうする? 下り坂でのトラブル防ぐ方法は? 知っておきたい「緊急退避所」の使い方とは
ブレーキトラブル前にするべきコトは? 緊急退避所に突入した後は?
急な坂道や長い坂道を下るときはいつもと違った運転の仕方をしなければいけません。
たとえば、AT車の場合はDレンジのままにしておくのではなく、2レンジあるいはLレンジを使います。
Dレンジにしたまま急な下り坂を走行すると、エンジンブレーキが効かずにクルマが加速するうえに、ブレーキへ負担も大きくなります。
とくに多くの人を乗せたり重い荷物を運んだりしているときは注意が必要です。必ず低いギアを選んでエンジンブレーキを活用することが推奨されまます。

では、もしブレーキが効かず、緊急退避所に飛び込んだら、どうすれば良いのでしょうか。
前出の担当者は、緊急退避所に突入した後の対処方法について、以下のように話します。
「万が一、ブレーキの故障などで緊急退避所に飛び込んだ際、その後の対処は基本的にはドライバーご自身でおこなっていただきます。
被害がクルマの故障のみの場合は、JAFやレッカー車を呼んでクルマを運んでもらう必要があります。
一方で、電柱にぶつかるなどの物損事故や、ほかのクルマに衝突してケガをさせてしまうなどの接触事故を引き起こしてしまった場合は、警察や道路の管理者に連絡をするなど、適切な対処方法を取る必要があります」
※ ※ ※
冒頭の観光バスのように、ブレーキトラブルによる事故の可能性は一般的な乗用車でも考えられます。
そのようなトラブルを防ぐためにも、エンジンブレーキの活用方法や、緊急退避所の使い方などは事前に覚えておくのが望ましいです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。



































