東名今度は「右ルート」74日間閉鎖 最大25kmの渋滞も 大井松田→御殿場 年明けから新たに改修工事

東名高速速下りの大井松田IC~御殿場IC間で、右ルートを閉鎖してのリニューアル工事が計画されています。

「小田厚に迂回を」

 NEXCO中日本は2022年10月25日、東名高速下りの大井松田IC~御殿場IC間で、長期間にわたり右ルートを閉鎖してリニューアル工事を行うと発表しました。

 期間は2023年1月10日から3月24日までの74日間です。

床版取替工事のイメージ(画像:NEXCO中日本)
床版取替工事のイメージ(画像:NEXCO中日本)

 東名は開通から50年以上が経過し老朽化が進んでいることから、大井松田IC~御殿場IC間では2019年度から下り左ルートでリニューアル工事が進められています。

 現在の左ルートを閉鎖してのリニューアル工事は、2022年12月23日24時まで続く予定です。

 そして新たな工事は、混雑する年末年始が終わった後の、2023年1月10日5時から始まります。

 閉鎖ルートは左から右に変わります。工事や通行規制は、平日も土休日も昼夜連続で実施されます。

 工事期間中は、走行できる車線が4車線から2車線に減ることから、東名下りルートの都夫良野トンネル付近を先頭に、土休日だと土曜朝に最大25km、平日だと昼前に最大10km程度の渋滞が予測されています。

 NEXCO中日本は、小田原厚木道路・箱根新道への迂回や時差利用を呼び掛けるとともに、迂回路を利用したクルマに対しては、東名経由と通行料金が同額になるよう調整を行います(ETC車限定、諸条件あり)。

 工事は開通から53年が経過している滝沢川橋や所領橋の老朽化したコンクリート床版の取り替えなどが予定されています。

【画像】進む老朽化…東名の改修工事概要と、実際の劣化状況を見る(10枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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