福井~岐阜を東西接続!「大野油坂道路」4か所のIC名が決定 将来は首都圏~福井を最短で結ぶ中部縦貫道に

福井県内で建設が進む国道158号バイパス「大野油坂道路」の、ICやトンネル、橋の名称が決まりました。道路は2022年度から順次開通していく予定です。

トンネルや橋の名称も決定

 国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所は2022年9月28日、建設を進めている大野油坂道路のIC名が決定したと発表しました。

国道158号「大野油坂道路」で名称が決まったICや構造物(画像:国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所)
国道158号「大野油坂道路」で名称が決まったICや構造物(画像:国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所)

 大野油坂道路は国道158号のバイパスで、中部縦貫道を構成する地域高規格道路(自動車専用道路)の一部でもあります。

 計画延長は35.0kmで、すでに開通している永平寺大野道路の終点・大野ICと油坂峠道路とを接続し、これらの道路とともに北陸道と東海北陸道を東西につなぎます。

 この整備により、中京圏~北陸の新たなルートになるほか、首都圏~福井の最短ルートとしても期待できます。

 今回決定した大野油坂道路のICの名称は、次の4か所です。

・荒島IC(これまでの仮称・大野東IC)
・勝原(かどはら)IC(同・勝原IC)
・下山IC(同・下山IC)
・九頭竜IC(同・和泉IC)

 また、トンネルや橋の名称もあわせて次のように決定しています。

・荒島第1トンネル
・荒島第2トンネル
・下山トンネル
・九頭竜トンネル
・真名川橋
・九頭竜川橋

 大野油坂道路は2車線(片側1車線)、設計速度60km/hで整備されます。

 荒島IC・勝原IC・下山ICはいずれも並行する国道158号に、九頭竜ICは県道に接続します。

 下山IC~勝原IC間にある荒島第2トンネルは、大野油坂道路のトンネル10本の中で最長の4988mで、4年間の掘削の末、10月3日に貫通。

 大野油坂道路の大野IC~勝原IC間10.0kmは2022年度、荒島第2トンネルを含む勝原IC~九頭竜IC間9.5kmは2023年秋、九頭竜IC~油坂出入口(仮称)間15.5kmは2026年春にそれぞれ開通する見込みです。

【画像】名称が決まった大野油坂道路(中部縦貫道)のIC名と工事状況を確認する(33枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュース編集部

【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー