東北中央道が新庄まで1本に! 山形の「分断区間」10月29日開通 通行は無料!

東北中央道の東根北IC~村山本飯田IC間が、2022年10月に開通します。これにより、東北道の福島から山形の新庄までが1本の道路でつながります。

東根北IC~村山本飯田IC間が開通

 国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所は2022年9月29日、建設を進めてきた東北中央道の東根北IC~村山本飯田IC間8.9kmが、10月29日15時半に開通すると発表しました。

 これにより東北中央道は、福島市から山形市を経て新庄市までが1本につながります。

完成が近付く東北中央道の東根北IC付近(山形県東根市松沢地内)。2022年8月末撮影(画像:国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所)
完成が近付く東北中央道の東根北IC付近(山形県東根市松沢地内)。2022年8月末撮影(画像:国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所)

 東北中央道は、福島県相馬市を起点とし、福島市、山形県の米沢市・山形市・新庄市などを経て秋田県横手市に至る延長約268kmの自動車専用道路です。

 完成すると常磐道・東北道・山形道・秋田道などと接続し、福島・山形・秋田各県の高規格道路網を強化することになりますが、現在は、東根北IC~村山本飯田IC間を含む途中の4区間が未開通で、事業が進められています。

 今回開通を迎える東根北IC~村山本飯田IC間は、山形県内陸部の東根市と村山市にまたがる区間で、通行無料の自動車専用道路として整備されます。途中には、村山ICと、村山名取IC(山形JCT方面の出入口のみ)も開設されます。

 山形河川国道事務所によると、この区間の開通により、山形市~尾花沢市間の所要時間は9分短縮されるとのこと。

 また、今回の開通で山形県の最上地域から関東方面まで高速道路でつながり、関東方面から山形県へ訪れる観光客の増加や、物流の効率化が図られるなど、山形県の経済面への波及効果も期待されるとしています。

【画像】東北中央道の完成ルートは? 計画の全容を地図で見る(17枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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