大雨被災の国道8号「片側交互通行」は20日解消へ 北陸道の無料措置も終了 でも「引き続き広域迂回を」
災害により福井県南越前町で実施されてきた国道8号の片側交互通行規制ですが、解除の日時が発表されました。同時に北陸道上りの無料措置も終了します。
規制解除後も国道8号は渋滞を予測
国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所とNEXCO中日本金沢支社は2022年8月18日、福井県南越前町の国道8号で実施している片側交互通行を20日0時に解除すると発表しました。
この区間では4日からの大雨で土砂崩れが発生し、復旧作業が進められてきました。
なお、今回の片側交互通行の規制解除は暫定的な処置であり、今後も現場では恒久的な対策工事が継続されます。
また、国道8号の規制解除に伴い、北陸道上り(米原方面)の指定区間で実施されてきた通行料を無料にする措置も20日0時で終了します。この時刻を過ぎて入口を通過した場合、通常通りの料金が請求されます。
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国道8号の通行規制は解除されますが、北陸道の下り(金沢・新潟方面)の通行止めが続いていることもあり渋滞が予測されるといいます。
そのため近畿地方整備局とNEXCO中日本は、近畿・東海地方から北陸方面へ向かう際は、規制が解除された国道8号経由ではなく、JR北陸本線などの公共交通機関の利用や、東海北陸道や中部縦貫道などへの広域迂回を引き続き呼び掛けています。
なお、北陸道の下りは現在も敦賀IC~今庄IC間で通行止めとなっており、24時間体制で復旧工事が進められています。通行止めの解除は、まず左側の1車線(走行車線)のみで8月末になる見込みです。
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