なぜ「外気温度50度超」が表示される? メーター表示の外気温が実際と異なる理由は?「暑さに驚き」の声も!
気象庁によれば、最高気温が35度上の日を「猛暑日」といいます。このような猛暑のなかをクルマで移動する際、メーター内の「外気温」が40度以上と表示されることがありますが、なぜこのような数値が表示されるのでしょうか。
猛暑で外気温40度以上となるクルマ続出
クルマのメーターパネルには、外気温を表示する機能が付いていることがあります。
夏場の場合、その外気温計は「39度」「41度」ましてや「51度以上」など、いわゆる35度以上を差す「猛暑日」の基準をはるかに超えています。
では、メーターパネルに表示される外気温はどのようにして測っているのでしょうか。
2022年の夏は観測史上最速の梅雨明けとなり、6月下旬から各地で凄まじい猛暑となっています。
7月に入ってから台風による大雨などで少し暑さが和らぎましたが、7月の終わりには全国各地で再び暑い日々が再開しています。
気象庁によれば、最高気温が25度以上の日を「夏日」、30度以上の日を「真夏日」、35度上の日を「猛暑日」といいますが、このような猛暑のなかをクルマで移動する際、メーターパネルに表示される「外気温」の高さに驚くことがあります。
SNSでもメーターパネルの外気温に関する投稿には「40度超」が見られるなかで「50度超え」の外気温を表示したクルマもありました。
この外気温が表示された写真をSNSに投稿していたのは、兵庫県在住の「YAZAWAさん」で、その表示は「51.5度」とやけどしそうな熱さです。その時の様子をYAZAWAさんに聞いてみました。
「このときのクルマはメルセデス・ベンツ『Aクラス200D』でした。
猛烈に暑くてもエアコンは効いているので車内は涼しいのですが…。窓ガラスを通じて差し込んで来る日ざしが熱くて痛くてたまりませんでした。
車内にいてバスタオルを肩からかけて日射を避けていたのですが、その日の夜は、夜中も身体が火照り寝つけませんでした。
外気温計がこれまで50度を超えたことはなく、初めての経験です。
乗っていたクルマのボディカラーは黄色ですが、(熱を吸収する)黒だとさらに高温度に達するかもしれません」
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エアコンの効いた車内にいても体がほてって眠れなくなるほどの日差しとは驚きです。
では、実際の外気温とメーター内に表示される温度には、どれくらいの差があるのでしょうか。
表示される温度が50度を超えていてもさすがに実際の気温が50度を超えることはないと考えられます。
そこで道路上に設置されている「気温表示計」の横を通った時などに表示される気温と、クルマのメーターに表示される外気温計の数字と「どれくらい違うのか」を確認してみることにしました。
2022年6月から7月にかけて取材用に借りていたホンダ「N-BOX」、日産「リーフ」「アリア」、アウディ「e-tron GT」などで同じ場所に設置されている気温表示計の横を通ったときに温度の違いをチェックしてみます。
いずれも路上の気温表示計の温度とメーター内に表示される外気温はほとんど差がなく、あっても1度程度でした。
なお、道路上に設置される気温表示計は寒い時期に、路面が凍結する可能性が高い橋や高架道路の始まりの部分に多くが設置されています。
0度を下回ると凍結の恐れがあるので、ドライバーに対して路面凍結の注意喚起を促すことが目的です。
メルセデス・ベンツ『Aクラス200D』にはUVカットガラスもIRカットガラスも何もついてないんでしょうか?
何言ってますか?実際の外気温はアスファルトの上とかだと50度近いですよ?
天気予報の気温は木陰で風通しの良い場所の気温です。
ちゃんと温度計で測定してる人も投稿してますからよく確認してから投稿して下さい。