新東名下り「岡崎SA」改造へ 敷地広げずに大型車の駐車マス1.5倍増…どうやって?

新東名高速下りの岡崎SAで、大型車駐車マスの増設工事が始まります。既存の敷地はそのままに大型車が駐車できるマスを増やすといいますが、どのような手法が採られるのでしょうか。

全国のSA・PAで大型車マス拡充が進行中

 NEXCO中日本は2022年7月22日、新東名高速下りの岡崎SA(愛知県岡崎市)で、駐車マスの増設工事に25日から着手すると発表しました。

新東名高速下りにある岡崎SA(画像:写真AC)
新東名高速下りにある岡崎SA(画像:写真AC)

 物流の動脈となっている高速道路では、夜間を中心にSA・PAの大型車駐車マスの不足が目立っています。

 新東名下りの岡崎SAでは既存の敷地を広げることなく、レイアウトを工夫して、大型車の駐車マスを増やすといいます。

 具体的には、普通車の混雑時間は主に休日昼間、大型車の混雑時間は主に平日夜間と異なることから、混雑状況に応じて普通車と大型車のどちらでも利用できる「普通車・大型車兼用マス」が増設されます。

 これにより、普通車が駐車できるマスは204台で維持しつつ、大型車が駐車できるマスは現在の96台から約1.5倍の141台に増えます。完成は2023年度の予定です。

※ ※ ※

 NEXCO各社は、大型車で混雑しているSA・PAで大型車駐車マスの拡充を進めています。2021年度、は東名高速下り足柄SAや新東名下りの浜松SAなど全国43か所で大型車マス計907台分の拡充が完了。

 2022年度は全国およそ30か所で約600台分の拡充に着手しており、2024年度までの3年間で約1500台の拡充を計画しています。

【画像】変貌を遂げる岡崎SA(下り)の駐車場を見る(8枚)

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1件のコメント

  1. いやいや・・・土地を広げろよ!ドライバーの事を何も考えてない証拠。そして、トレーラー泣かせ!!馬鹿ばっか!!

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