周遊型と発着型の2種類を設定

　中国地方5県とNEXCO西日本が、「中国地方ドライブキャンペーン」の一環として、ETC車限定で高速道路が定額で乗り放題となる「ぶらり中国ドライブパス2022」を販売しています。

　これは、事前の申し込みにより、中国地方の高速道路が定額で乗り放題になるというものです。

　実施期間は、2022年7月8日から11月30日まで（ただし8月10日から16日までは除く）。対象車種は、ETCを搭載した普通車と軽自動車等（二輪車含む）です。

　パスは、周遊型と発着型の2種類があります。周遊型は中国地方発着となっており、例えば中国地方にいる人や、遠方から新幹線や飛行機で来てレンタカーで周遊する場合などに向いています。プランと料金は次のとおり（普＝普通車、軽＝軽自動車等（二輪車含む）、金額は税込み）。

●「中国5県周遊プラン」：5県が対象
・連続最大2日間：普8000円、軽6400円
・連続最大3日間：普8700円、軽6900円

●「ひろしま・しまね周遊プラン」：広島・島根の2県が対象
・連続最大2日間：普4800円、軽3800円
・連続最大3日間：普5400円、軽4300円

　発着型は、「京滋・大阪」「兵庫」「四国」「九州北部」「九州中部」「九州南部」の発着エリアから中国地方までの往復と、中国5県の乗り放題がセットになったものです。期間は2日間と3日間から選べます。料金は、普通車が7100円から1万4800円、軽自動車等（二輪車含む）が5700円から1万1800円です（いずれも税込み）。

　例えば「京滋・大阪エリア」の中国道・中国吹田ICを発着地として、とっとり花回廊や水木しげるロード、皆生温泉、足立美術館、錦帯橋、広島平和記念公園、大和ミュージアム、岡山後楽園を平日3日間、普通車で周遊する場合、通常の高速料金は2万780円ですが、パス利用なら48％引きの1万700円になるといいます。

　なお、走れる対象の道路はNEXCO西日本が管理する道路です。広島高速道路や瀬戸中央道など対象外の道路は、通行料金が別途請求されます。

　パスは、NEXCO西日本のウェブサイト「みち旅」で申し込みを受け付けています。パス購入者には特典としてNEXCO西日本のSA・PAで使える100円割引クーポンなどが進呈されます。