中央道から見える「巨大ラブレター」は何? 山の緑で“完成形”に! 開封されたことも?

過去に緑のラブレターに施された仕掛け

「緑のラブレター」は、藤野での記念日などに際してさまざまな仕掛けが施されました。中でも、特に印象に残る2つの仕掛けについて見ていきましょう。

 1つ目は、開封です。

 通常は封をされている「緑のラブレター」ですが、実は1度だけ開封されたことがあります。この時「緑のラブレター」の中から現れたメッセージは、数字の「5」でした。

 これは、緑区制5周年を記念して企画されたものであり、あえて開封することを事前に公表せずに行われました。

 その理由は、開封されているラブレターを見て「何だろう」と興味を持ってもらうためです。「緑のラブレター」は、2015年12月から2016年3月までの4か月間限定で開封されていました。

中央道と相模湖(画像:写真AC)
中央道と相模湖(画像:写真AC)

 2つ目は、ライトアップです。

「緑のラブレター」のライトアップは、藤野商工会青年部の創立45周年を記念して行われました。

 藤野の「ポテンシャル」を光としてラブレターに灯すことで、地元の人に夢を与え、地域内外に藤野の魅力を伝えることを目的として実施された事業です。2020年3月1日から21日にかけて、各日18時から22時まで点灯されていました。

※ ※ ※

「緑のラブレター」を中央道からゆっくり眺めるには、下りの藤野PAに寄る方法があります。ちなみに藤野PAは上下線とも「ぷらっとパーク」という一般道と徒歩で出入りできる構造となっています。

 JR藤野駅前には藤野観光案内所「ふじのね」があり、ここからも「緑のラブレター」をゆっくりと眺められるでしょう。

 相模湖を渡った先には「緑のラブレター」があり、さらに「芸術の道」という遊歩道ではさまざまな野外彫刻を鑑賞できます。

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