ダイハツ「コペン」皆に愛され20歳! 「かわいくってしょうがない!」 未来は…?
ダイハツが「コペン20周年説明会」を開催、軽オープンが歩んだ20年の歴史を振り返るとともに、これからについても説明がなされました。
「ハタチのコペンをお祝いしよう!」ダイハツがコペンの“聖地”で20周年説明会を実施
2022年6月19日、ダイハツは同社の軽オープン「コペン」について、「コペン20周年説明会」を「Copen Local Base Kamakura(コペンローカルベース鎌倉)」(神奈川県鎌倉市)にて開催しました。
最初に登壇したのは、ダイハツ工業株式会社 取締役 営業CS本部長 武田 祐介さん。「コペンの20回目の誕生会に参加頂き、ありがとうございます」との声で説明会がスタートすると、「コペンは2022年6月19日をもって、めでたく生誕20年を迎えることができました」と、オーナーや、コペンを愛するすべての人に向け感謝の言葉が述べられました。
続いて「ハイゼット」や「アトレー」、「ロッキー ハイブリッド」や「ミラ イース」などの紹介を交えながら、そうしたダイハツの数あるラインアップのなかで「コペン」という存在は、「人々の心を豊かにしてくれる、とても大切な存在であると考えている」とし、また「モータースポーツを愛し、クルマの楽しさを追求されている方々にも、コペンをお選びいただいています。ダイハツとしてはモータースポーツの裾野を広げる意味でも、その草の根活動に取り組んでいきたい」と続けました。
また、コペンローカルベース鎌倉が2022年6月26日をもって8年の歴史に幕を閉じる点に触れ、本社や生産工場「コペンファクトリー」のある大阪府池田市のダイハツ町1丁目1番地へ「聖地」を移転する計画があることを発表しました。
さらにダイハツはこれまで、コペンでドライブやツーリングをして人生を豊かにしてもらいたいという思いを込めて「日々に、余白を。」というキーワードを用いてきましたが、20周年を機に感謝と歓びを込めて、「走り出そう。小さなクルマにロマンを乗せて」という新たなメッセージを掲げTVCMを放映するとし、その映像が公開されました。
このTVCMは2022年6月19日から放映されています。
20周年特別仕様車の内容は、実際のオーナーの声から誕生した!?
続いて、ダイハツ工業株式会社 くるま開発本部 製品企画部 部長の南出 洋志さんが、コペン20周年の歩みと20周年特別仕様車についてプレゼンテーションしました。
南出さんは、初代コペンの5万8000台、現行コペンの2021年末までで3万5000台という販売実績や過去の特別仕様車、初代から2代目への進化の歴史など振り返り、「オーナー様と共に歩んできた20年でした」と感謝を述べました。
さらに、「20周年特別仕様車に関しても、オーナー様の期待に応えるべく開発を進めてきました」とし、「オートサロン」や「モーターショー」、コペンローカルベース鎌倉などで実際にオーナーたちとの会話を重ね、そうしたなかから「上質」をキーワードに今回の特別仕様車を開発したといいます。
そしてその20周年特別仕様車については、「コペン Cero(セロ)」をベースに初代の車名ロゴエンブレムを随所に配置したことや、日本の四季をイメージしたアイボリーホワイトを基色とするその内装、初代コペン以来となる本革シートの採用など、実際のオーナーの要望が大きく反映されたことが語られました。
「コペンに詰まった匠の技の結晶を、見て触れて乗って感じていただくとともに、引き続きコペンを愛していただければと思います」(南出さん)
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