キャンプ女子も注目!? 軽キャンパー「ジムニー」がキテる! 車中泊もOKな実用重視のアウトドアカスタムとは
軽自動車を超えた本格派クロカンであるスズキ「ジムニー」のカスタムが流行っています。ジムニーのカスタムでは、どのような方向性やパーツが人気なのでしょうか。
キャンパーっぽいプチカスタムが流行中
昨今はアウトドアの趣味や遊びが流行っており、アウトドアにふさわしい1台としてコアな人気を集めているのがスズキ「ジムニー」です。
50年以上も前から愛され続ける軽クロカンの絶対王者ですが、2018年に登場した現行モデル(JB64/74型)は、従来からのジムニーファンだけでなく、幅広い層から支持される人気車種に成長しました。
ジムニーは、軽自動車でありながら堅牢なラダーフレームを採用したほか、悪路でも確かな駆動力を発揮するパートタイム式四輪駆動を搭載。
本格派オフローダーとしての側面を持ちつつ、直線基調のボディラインや丸目2灯のヘッドライトがレトロな雰囲気を演出していることもあり、それまでクロカンに興味のなかった女子にまでファンができるほど、根強い人気を誇ります。
そんなジムニーはカスタムベースとしても最適なモデルだといえますが、ジムニーをさらに魅力的に仕立てるカスタムにはどのようなものがあるのでしょうか。
いまジムニーで流行っているのは「キャンパーカスタム(キャンパー仕様)」です。「限られたスペースを工夫してキャンプでいかに使いやすくできるか?」ということを主眼としたカスタムが人気となっています。
キャンプとなれば道具も多くなり、調理器具なども必要になります。また、最近は「ソロキャンプ」や「車中泊」がトレンドとなっており、寝具やキャンプで必要な装備を上手に積載するためのラックやキャリアなどを装着するのが主流になっているようです。
クロカンやSUVで人気となっているヘッドライトのバルブ交換や追加装備用フォグランプなどを手掛ける「IPF」の商品企画グループ・リーダーの堀越さんに、ジムニーカスタムで人気の商品や傾向などを聞いてみました。
IPFといえば、ライトやランプ全般を取り扱うメーカーというイメージが強いのですが、ジムニーに関しては照明だけでなく、ランプ類をがっちり固定でき、かつキャンプなどでも便利な専用ラダーやランプステーを開発しています。
「2021年より、アイディア次第で自由に楽しめる新プラットフォーム『EXPシリーズ』の展開を開始しました。
その名の通り、シリーズを通じてキャンプやアウトドアなどさまざまなシーンでの使用を想定した拡張できる製品となっており、人気になっています」(IPF商品企画グループ 堀越さん)
とくに現行ジムニー/ジムニーシエラ向けに専用設計した製品をラインナップ。
リアハッチに取り付けるアルミ製軽量ラダー(はしご)にはIPFのランプ類やアメリカ製コンテナ(応急用品・工具類や水入れ)なども取り付けられる専用ブラケットやステー類も備わっています。
「そのほか、JAOSと共同開発したジムニー専用ルーフラック、アメリカで人気に火がついた『LEDライトバー(ボンネットより上に装着する横長の補助灯)』と、しっかり固定できる専用ブラケット・ステーなども展開しています」(IPF商品企画グループ 堀越さん)
またヘッドレストの装着部分を活用した「カーゴエクステンション」やデッドスペースになりがちなリアサイドウインドウ(クォーターガラス)に取り付けるユーティリティパネルなど、キャンプに役立ちそうなアイテムも展開。
ランプ全般を取り扱う老舗メーカーでも、ジムニー/ジムニーシエラ専用のラダーやルーフラック、またラゲッジスペース用のアイテムを開発するほど、ジムニーのキャンパー仕様は非常に人気になっているようです。
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