約314万円からホンダ新型「HR-V」発売! 斬新ハニカムグリル採用! SUVリーダー目指し米国に投入

ホンダ新型「HR-V」が米国で発売されました。2代目となる新型HR-Vは、どのような特徴を持つSUVなのでしょうか。

ワイドで力強い外観デザインや新型「シビック」譲りの内装を採用

 ホンダのアメリカ法人は、新型SUV「HR-V」(2023年モデル)を2022年6月7日(現地日時)に発売しました。

 米国で2代目となる新型HR-Vはボディサイズを拡大し、快適な室内空間を確保するとともに、スポーティな走行性能を実現しています。

2代目にフルモデルチェンジしたホンダ新型「HR-V」
2代目にフルモデルチェンジしたホンダ新型「HR-V」

 アメリカンホンダモーターのマイケル・キステメーカー副社長は、「新型HR-Vはスポーティな走りを求める若いアクティブなバイヤーにちょうど良いサイズで、週末の冒険的な逃避行には十分なスペースと実用性を備えています」とコメント。

 若者や新規ユーザーなどを取り込み、セグメントリーダーとしてのポジションを高めていく狙いがあるといいます。

 新型HR-Vのデザインは、伸びたボンネットからリアフェンダーの膨らみに続く水平方向の低いベルトラインなど、力強い印象です。

 流麗なフォルムやワイドなLEDヘッドランプとテールランプが採用されたことで、踏ん張り感のあるスタンスを実現しました。

 ボディサイズは全長179.8インチ(約4567mm)×全幅72.4インチ(約1839mm)×全高63.4-63.8インチ(約1610-1620mm)で、従来モデルと比べて全長は9.4インチ(約238mm)、全幅は2.6インチ(約66mm)延長しています。

 フロントは、グリルの両脇にエアカーテンインテールを配置し、ワイルド感を演出するとともに、バンパーからフロントホイール周辺に空気を送り込んで、空力効率を向上させる機能も持たせました。

 また、レーザーブレージング技術によってルーフモールが不要になったり、ワイパーがボンネットのラインの下に隠れるようになるなど、よりスッキリとした高級感のある外観を実現しました。

 リアは、彫りの深いハッチと標準装備のテールゲートスポイラーが新型HR-Vのスポーティなプロポーションを強調したほか、テールライトの外縁は空力特性を向上させる形状になっています。

 新型HR-Vのグレードは「LX」「スポーツ」「EX-L」の3タイプが設定されており、デザインの細部が異なります。

 エントリーグレードのLXは、ハニカムスタイルのグリルを装着し、フロント/リアバンパー下部をマット仕上げとしました。また、シルバーの17インチアルミホイールを標準装備しています。

 スポーツは、水平基調のグリルメッシュやグロスブラックのリアスポイラー、クロームのエグゾーストフィニッシャーを採用し、アグレッシブさを演出。リアバンパー下部をガンメタリック塗装としたほか、専用の18インチ5本スポークホイールはグロスベルリナブラック仕上げとしました。

 EX-Lは、ハニカムグリルやドアピラー、フロント/リアバンパーをグロスブラック仕様とすることで高級感を演出。シャークグレーに切削加工を施した17インチアルミホイールも装着しています。

 新型HR-Vのボディカラーは、「ノルディックフォレスト・パール」と「アーバングレー・パール」の2つの新色を含む全7色のカラーバリエーションが用意されました。

 インテリアは、2022年にフルモデルチェンジした新型「シビック」から導入された、ホンダの新しいデザイン「シンプル&サムシング」を採用。低いカウルと広々とした室内空間、フロントガラスのピラーから離れた位置に配置されたドアミラーなどにより、視認性が向上しています。

 新型HR-Vのインテリアで特徴的なのが、ダッシュボードを横切って伸びるメタルハニカムメッシュのアクセントです。

 このメッシュは、オーディオやインフォメーションディスプレイ、クライメートコントロールの間の視覚的な境界線を作り出すほか、エアコン吹き出し口を隠す役割もあります。

 インテリアは随所にプレミアムな素材を採用。ドアノブやスイッチのクリック感など操作性にもこだわりました。

 さらに、新開発のボディスタビライジングシートを搭載。体をしっかりとホールドし、長時間のドライブでも疲れにくく、快適な座り心地を実現します。

 後席は3人がゆったり乗れるよう、従来モデルよりも広いスペースを確保。スマートフォンを置くことができるリアトレイなど、さまざまな工夫が施されました。

 また、ラゲッジスペースも拡大され、荷室開口部を地面から27インチ(約686mm)の高さに抑えることで、大きな荷物や重い荷物も積み込みやすくなっています。加えて、6:4分割リアシートバックを折りたたむとフラットなフロアが広がります。

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2件のコメント

  1. 1.5Lターボじゃなくて2LNAエンジンなのか。

  2. 314万からだったら想像以上に安いけど、向こうの最廉価グレードは日本に入ってこないだろうし、1.5ターボが300万後半くらいになるんだろうか。

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