なぜ「電源」隠れてる? マツダ「ロードスター」に実はある「アクセサリーソケット」の場所とは
不便さも感じるけど、ユーザーは気にしない?
一方、実際にロードスターのユーザーは、このアクセサリーソケットの位置についてどのように感じているのでしょうか。
ロードスターを愛車としているある男性は、次のように話します。
「ロードスターに備わっているふたつのUSBソケットは、電圧があまり高くないため、スマートフォンなどの充電に想像以上の時間が掛かります。
アクセサリーソケットを利用するとより早く充電できるため、その点では重宝しています。
ただ、そもそもトランクスペースがほとんどないロードスターですから、助手席に人が乗った際には、足元に荷物を載せることもめずらしくありません。
そうすると、アクセサリーソケットに足や荷物を引っ掛けてしまい、挿していたアクセサリーが抜けてしまうことがあります。
挿し直そうとすると、潜り込むような体制とならなければならないため、そういった意味では不便さも感じることもあります」
このように、ユーザーのなかには、ロードスターのアクセサリーソケットの位置に多少の不便を感じる人もいるようです。ただ、このユーザーは次のように続けます。
「ロードスターの魅力の前では、アクセサリーソケットの位置など大した問題ではありません。
結局はクルマとして何を重視しているかが重要ですし、ロードスターにミニバンと同じ使い勝手を求めいるわけではありませんから」
捉えようによっては不便であるようにも思われるロードスターのアクセサリーソケットの位置ですが、ロードスターというクルマの性格を考えれば、それほど大きな不満が出ていないというのが実際のところのようです。
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前出のマツダの担当者によれば、ロードスターのアクセサリーソケットを利用するユーザーの多くは、スマートフォンを充電したりApple CarPlayに接続したりするのに使用するほか、パンク修理キットのエアポンプを使用する際の電源として活用しているようです。
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