マツダ新型「マツダ2 ハイブリッド」はヤリスのOEM車

　マツダの英国法人（マツダUK）は、トヨタのコンパクトカー「ヤリス」のOEM車となる新型「マツダ2 ハイブリッド」をまもなく発売することを公式SNSで明かしました。
　
　この投稿ではマツダ2のフロアマット画像と共に「The Mazda2 Hybrid. Coming soon…」とコメントして、詳細な仕様や価格を公開しています。

　2021年12月6日に発表された新型マツダ2 ハイブリッドは、トヨタの100％子会社であるトヨタモーターヨーロッパからOEM供給を受け、トヨタ「ヤリス ハイブリッド」をマツダブランドとして展開し、欧州におけるマツダ2のラインナップに追加します。

　トヨタとマツダは、2015年の業務提携に向けた基本合意以降、先進技術、合弁工場、販売金融などさまざまな分野において協業しており、今回のトヨタのハイブリッド車OEM供給はそのひとつです。

　今回の新型マツダ2 ハイブリッドのエクステリアデザインは、マツダのエンブレムが付与される以外は基本的にヤリス（欧州仕様）と大きく変わりはありません。

　そのため、ヤリスと同様にコンパクトカーならではの軽快なハンドリングや上質な乗り心地、快適な室内空間を実現しました。

　パワートレインは、1.5リッター直列3気筒エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたことで低燃費とモーターならはの力強い走りを両立。

　発進時にはEVモードで走行し、街乗りではモーターによるシームレスな静粛走行を実現し、CO2やNOx、粒子状物質の排出も低減しました。

　新型マツダ2 ハイブリッドのグレード（価格）は「ピュア」が1万6783ポンド（約263万円）、「アジャイル」が1万7491ポンド（約274万円） 、「セレクト」が1万9520ポンド（約306万円）となっています。