VW新型「ゴルフGTI」日本上陸! 激進化したホットハッチの代表モデルの走りはどう変わった?
2021年12月22日に日本にやってきたVW新型「ゴルフGTI」。1974年に初代が登場以来、ホットハッチの代表として世界中のファンに愛されてきたモデルですが、今回8世代目に進化して登場しました。どんな走りを得たのでしょうか。モータージャーナリスト岡本幸一郎氏によるレポートです。
スタイルも「GTI」ならではの独特な雰囲気
初代「ゴルフGTI」が登場したのは1974年のことで、はや50年近い歴史がありますが、8世代目となる新型ゴルフGTIがいよいよ日本にやってきました。
ガソリンモデル「ゴルフeTSI」やディーゼルモデル「ゴルフTDI」の評判も上々な最新のゴルフ8ですが、やはりホットハッチのゴルフGTIを待っていた人も少なくないことでしょう。
試乗した車両には、ディスカバリーパッケージとテクノロジーパッケージ、そしてDCCパッケージが装着されていました。
先代モデルと比べて、より低く、より長く、よりダイナミックにデザインされた新型ゴルフGTIは、やはりeTSIやTDIとは見た目の雰囲気からして違います。
フロントグリルからヘッドライトへとつながる赤いストライプや、ハニカムのフロントグリルに「X」字型に配置されたフォグランプがGTIの個性を主張しています。
DCCパッケージで選択可能なオプションの19インチホイールが装着されていたのですが、この車体に大径ホイールと薄いタイヤという組み合わせも、なかなかインパクトがあります。数多くのGTI専用アイテムを身にまとっていて、大きなエアインテークやスポイラーもスポーティなムードを引き立てています。
今回のムーンストーングレーのボディカラーも凄みがあって、ゴルフGTIによく似合っています。
黒を基調の随所に赤のアクセントを配したスポーティなインテリアは、タータンチェック柄を採用したファブリックシートもGTIならでは。赤いアクセントとGTIエンブレムを装着したパーフォレーテッドレザーのステアリングホイールも専用です。
さらに、デジタルメータークラスター「デジタルコクピットプロ」にもタコメーターを中央に配置した専用のグラフィックが施されています。
第4世代となる最新の2.0TSIエンジンは、245馬力(180kW)と最大トルク370Nmを発生し、これまでどおり7速DSGが組み合わされます。パワーアップしたTSIエンジンは、あえてゴルフGTIを選ぶ人の期待に応えるパフォーマンスを身につけていて、瞬発力があり、アクセルを踏んだとおり力強く加速します。
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