トヨタ新型SUV「RAV4 エッジHV」発表! ゴツ顔4WDに「販売7割」占める人気仕様拡充 「XSE」も追加し豪州上陸
豪州トヨタがクロスオーバーSUV「RAV4」のラインナップを拡充。最上級グレードにハイブリッド車を追加するとともに、ミドルクラスの新グレード「XSE」を設定します。それぞれどのようなスペックなのでしょうか。
全グレードでハイブリッドが選択可能に
トヨタの豪州法人は2021年11月24日、クロスオーバーSUV「RAV4」のハイブリッド仕様を拡充し、あわせてミドルクラスの新グレード「XSE」を追加すると発表しました。
新たに加わるXSEは、2022年の第1四半期に豪州で発売を控える新型車では「GXL」と「クルーザー(Cruiser)」の間に位置し、2WDと4WDのハイブリッド・パワートレインを搭載しています。
また、最上級グレードの「エッジ(Edge)」にもハイブリッドが追加され、RAV4の豪州における全グレードでハイブリッドを選択できるようになります。
トヨタ豪州副社長のショーン・ハンリー氏は「RAV4のハイブリッドモデルに対するお客さまの需要は非常に高く、RAV4の全販売台数の70%以上を占めています」と述べています。
XSEは、前後バンパー、グリル、フォグランプガーニッシュ、フェンダー、エクステリアミラー、ドアモールディング、2トーンルーフなどに、スタイリッシュなブラックのアクセントを施し、他のRAV4ラインアップとの差別化を図っています。
グロスブラック仕上げの18インチアルミホイールは、目を引くツインスポークデザインを採用し、225/60R18タイヤを装着しています。
XSEは、GXLの仕様に加えて、さまざまな改良が加えられています。
ダークトーンのエクステリアテーマを継続し、ブラックのルーフヘッドライナーやピラーガーニッシュを採用しています。
シートはソフテックス製を採用し、運転席と助手席には2段階のヒーター、運転席にはランバーサポートを含む10ウェイパワーアジャスターを装備。
また、本革をあしらったドアトリムや独自のムード照明を採用することで、XSEのインテリアにプレミアムな雰囲気を醸し出しています。
XSEには、2.5リッターのハイブリッド・パワートレインが搭載されており、2WDでは160kWの出力を発揮します。
4WDの場合、後輪にふたつ目の電気モーターが加わり、合計出力は163kWとなります。
また、滑りやすい状況ではスロットル、ホイールブレーキ、トルク配分を変更してトラクションを最大化するトレイルモード機能が追加されます。
XSEの豪州での価格は、2WDハイブリッドが4万2825オーストラリアドル(約348万円)、4WDハイブリッドが4万5825オーストラリアドル(約372万円)です。
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