車内のニオイは使い続けたエアコンフィルターが原因!? 交換頻度や費用は? フィルター交換のススメ

冬になるとカーエアコンを使う機会が増えますが、エアコンからの温風の臭いが気になることがあります。エアコンの臭いの原因や対策について、クルマのプロに聞いてみました。

カーエアコンはフィルター交換が面倒?

 寒い冬に使用する機会が多くなる「カーエアコン」。車内を暖めるべくスイッチを入れてみると、カーエアコンからの温風が何となく臭かったり、ホコリっぽいことがあります。

 カーエアコンを頻繁に使う夏もそうですが、夏のカーエアコンが臭う原因としては「エバポレーター内で汚れの蓄積や菌が増殖」があげられますが、冬はカビ菌が繁殖しやすいような湿度も温度もありません。

 冬のカーエアコンの臭いの原因は、一体何なのでしょうか。

車内が臭いのはエアコンフィルターが原因かも
車内が臭いのはエアコンフィルターが原因かも

 まず疑われるのが「エアコンフィルターの劣化」です。汚れが溜まったままフィルター交換もせず、そのまま長期間使用している人も多いのではないでしょうか。

 カーエアコンには、「エバポレーター」によって冷たい風を車内に送りだす「冷房機能」だけでなく、エンジンの熱(EV以外)を「ヒーターコア」と呼ばれる部品にラジエーター液で運び、適度な暖かさの空気を車内に送り出す「暖房機能」があります。

 実際はエンジンの熱を吸収したラジエーター液(だいたい100℃前後)がヒーターコアまで温かい状態で運ばれますが、「ウォーターバルブ」と呼ばれる調節弁で流れ込む液量をコントロールします。

 さらにヒーターコアを通過する風量を変化させることで、設定された温度に適合する温風にしてから車内に送り届けています。

 つまり冷房と違って、暖房はエンジン稼働時に発生する熱エネルギーを有効活用しているわけです。

 この原理は家庭用のエアコンと一緒ですが、大きく違うのは、家庭用エアコンは本体の上蓋などを開けてフィルターを取り外し清掃がしやすくなっている一方、限られたスペースに設置されるカーエアコンは、本体はもちろんフィルターも目につかない場所に配置されており、取り外しや清掃がしにくいという弱点があります。

 また、ナイロン製の網目などでできている家庭用エアコンフィルターと違い、車載用のフィルターはおもに不織布が使われており、洗浄ではなく交換が必要です。

 最近では、飛散する花粉除去能力を高めた抗アレルゲン効果のあるものや、抗ウイルス効果が期待できる高性能フィルターも誕生しており、さらには活性炭などを配合することで排気ガス特有の臭いを抑える消臭機能を高めたものも販売されています。

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