新型「Gクラス EV」世界初公開! メルセデス・ベンツ「EQG」を独で発表
ラダーフレームで高いオフロード性能を発揮
コンセプトEQGは、デザインだけでなく、スペックも明らかに「Gクラス」で、妥協のないオフローダーとなっているといいます。
コンセプトEQGもGクラスと同様、堅牢なラダーフレームをベースにしています。フロントアクスルには独立懸架のサスペンションを、リアアクスルには電気駆動を組み込むために新たに開発されたリジッドアクスルを採用するなど、Gクラスらしい極めて高いオフロード性能を維持したシャシデザインとなっています。
ホイールに近い位置にある4つの電気モーターを個別に制御することで、オンロードでもオフロードでも、ユニークな走行特性を実現しているといいます。
内燃機関のGクラスと同様に、コンセプトEQGは、シフト可能な2速ギアボックスを介して作動させることができ、オフロードでの高い要求に応えるといいます。
完全電動バージョンのGクラス、コンセプトEQGは、シリーズモデルへの開発の最後に、グラーツにある標高1445mのシェクル山にある伝説的なテストコースに臨みます。最大60度の勾配がある5.6kmのルートは、国際的なオフロードシーンにおいて、世界最大のチャレンジルートのひとつとみなされています。
電気駆動の設計上の利点もまた、オフロード車や野心的なオフロード作業に理想的な形で活かされています。
ラダーフレームに組み込まれたバッテリーにより、低重心を実現しています。電気モーターは最初の回転で最大トルクを発揮するため、コンセプトEQGやその後に登場する量産モデルのような電気駆動のオフロード車は、強力な牽引力と制御性を誇ります。これは急斜面やオフロードの深い地形でも強みとなります。
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