暑い夏はガンガン「カーエアコン」使いたい! 駐停車時に使用するのに適した方法とは
夏になるとクルマのなかは非常に暑く、エアコンが必須という人も多いでしょう。走行中に使用するのはもちろんですが、例えばクルマのなかで飲食をするなど、駐車中のエアコンを使用したい場合はアイドリングしたままか、それともアクセサリーモードの状態か、おすすめの使用方法はあるのでしょうか。
暑い夏のドライブに必須!カーエアコンのおすすめ使用方法とは?
暑い時期のドライブでは、カーエアコンを使用するという人も多いのではないでしょうか。
走行時の使用はもちろん、車内での飲食や休憩時など、駐車しているときでもエアコンは必須の存在といえます。
では、駐車時にエアコンを使用したい場合は、「アイドリング」と「アクセサリーモード」では、どちらの場合が適しているのでしょうか。
まずアイドリングとは、エンジンに負荷をかけずに稼働させている状態のことを指し、例えば信号待ちや路上停車中など、エンジンはかけたままでアクセルなどを踏んでいない場合を表します。
続いてアクセサリーモードとは、エンジンは始動せずに、オーディオやルームランプ、USBポートからの電源供給など、クルマのアクセサリーと呼ばれるさまざまな機能を使える状態のことです。
鍵を回してエンジンを始動させるタイプのクルマでは、鍵を1段階回すことでアクセサリーモードになり、プッシュスタート式のクルマでは、ブレーキを踏まずにエンジン始動ボタンを押すことでアクセサリーモードにできます。
では、そんなアイドリングとアクセサリーでは、どちらの状態がエアコンの使用に向いているのでしょうか。
自動車整備工場に勤務するA氏は、エアコンの使用について以下のように話します。
「アクセサリーの場合で送風しかできないので、車内を冷やすことを最優先に考えるならアイドリング状態が適してます。
ただし、アイドリング状態での駐停車は条例などで禁止されている場合があるので、駐停車時のエアコン使用をお勧めすることは出来ません」
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アクセサリー状態ではエンジンが始動していないため、エアコンの風を冷却するために必要となるコンプレッサーやコンデンサーが作動せず、送風はできるものの冷風は出ないという事態に陥ります。
よって、アクセサリー状態では涼むためのエアコンの使用はできないということになるでしょう。