「ハザードランプが点灯しております」 店内放送なんのため? ライト類の消し忘れを知らせる意味とは
バッテリーが上がってしまったらどうすればいい?
実際にライトを点けたままクルマを放置してしまい、バッテリー上がりを経験したA氏は次のように話します。
「出勤時にクルマのエンジンがかからなくて驚きました。運良くブースターケーブルを所持していたので家にある別のクルマから電力を供給できましたが、仕事に遅れるかと思い焦りました」

バッテリーが上がってしまったときは、ブースターケーブルを用いてほかのクルマから電力を供給してもらうことで解消されることがありますが、これはバッテリー自体に劣化などの問題がない場合に限ります。
JAFの担当者はバッテリー上がりを起こした際の対応について、「バッテリー上がりはもちろん、クルマに異常を感じた場合はJAFなどのロードサービスへ相談してほしい」と話します。
近年のクルマはオートライトが搭載されていることが多く、エンジンを切ると自動的にヘッドライトも消えるようになっているものもありますが、自分でもライト類が消えているか目視で確認することが必要でしょう。
駐車場内でのライト類のつけっぱなしについては、過放電という点はもちろん、ほかの運転者へのマナーとしても意識することが重要であると考えられます。
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店内放送でライト類の消し忘れをアナウンスするのには、バッテリー上がりの防止とほかの運転者の視認性の確保というふたつの理由があるようです。
店内放送で自分のクルマがアナウンスされた場合には、自分自身や周りのために速やかにライトを消すといった対応をしましょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。





























