悪質行為「ETCキセル」多発? 軽登録を普通車で使用はなにが問題なのか
他にも多発するETCでの不正は、重い罰則が待つ
ETCキセル以外にも高速道路料金に関連した不正行為は後を絶ちません。
2021年4月には、大阪府にてバイクで通行料金を支払わずにETCレーンを突破したとして、会社員の男性が道路整備特別措置法と道路運送車両法違反の疑いで逮捕されました。
男性は、3年ほどの期間で200回以上繰り返したと話しており、該当区間の通行料金はおよそ1000円なので、金額にすれば20万円にものぼります。
また、2021年2月にも、阪神高速道路において、ETCレーンを不正に通行した男性ドライバーが、道路整備特別措置法違反の容疑で兵庫県警に逮捕されました。
兵庫県警などによると、男は前方車両にピッタリと追走してバーが降りる前に通過する「カルガモ走法」と呼ばれる不正を計600回以上繰り返していたことが判明。懲役3年、罰金30万円がいい渡されました。
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これらの逮捕には、各高速道路会社の「不正を許さない」という取り組みや、一般ドライバーからの通報がきっかけになっているとのことです。
なお、もしETCカードの挿し忘れやレーンの誤進入などにより、ただしく通行料金の支払いができなかった場合でも、近くのサービスエリア・パーキングエリアなど安全な場所から、管轄の高速道路会社に連絡をすることで後からの支払いが可能です。
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