ホンダ「新フィット」まもなく発表か? マイナーチェンジで「斬新ツリ目顔」採用は? 気になる次期改良の行方 現状&今後を販売現場に聞いてみた
ホンダのコンパクトカー「フィット」が、まもなくマイナーチェンジを行うと噂されています。現在、国内販売ではライバル車や自社のSUVなどに押され、苦戦を強いられている状況だといいます。そんななか、今年1月に中国で発表され、3000台限定モデルが完売した新デザインは日本でも採用されるのでしょうか。販売店の声を交えて次期モデルを解説します
ホンダ「フィット」次期改良の行方は? 中国の斬新顔は日本にも導入されるか
ホンダのコンパクトカー「フィット」にマイナーチェンジの噂が浮上しています。
日本国内の販売でライバル車に苦戦するなか、どのようなテコ入れが行われるのでしょうか。
本記事では、2026年1月に中国で発表された意匠変更モデルの詳細や市場背景、日本の販売店に寄せられる声をもとに次期改良の展開について解説します。
現在日本で販売されている4代目フィットは2020年2月に発売しました。
2026年3月時点での日本仕様はパワートレインでガソリン車とハイブリッド車、タイプでは「BASIC」「HOME」「RS」「CROSSTAR」「LUXE」を展開。
それぞれのタイプではセカンドカー需要にも対応する仕様から走りやアウトドア好きにハマる仕様、または上の車格からの乗り換えを想定した上級仕様など様々なユーザーから選ばれやすいラインナップです。
しかし、ライバルとは販売台数で大きく差が開いているのも事実。そうしたことから、近々新たな改良(マイナーチェンジか一部改良)が行われると噂されています。
また一部からは、中国で展開される「フィットのデザインが採用されるのでは?」という声も。
この中国フィットとは、ホンダと中国市場で広州汽車との合弁会社である広汽ホンダが扱っている個体を指します。
なお、中国市場のフィットは販売台数が減少し、2025年11月には販売台数が0台となる状況でした。
そのような背景のもと、2026年1月15日にマイナーチェンジモデルが発表されました。
外観の変更は多岐にわたります。従来の特徴であった丸みを帯びたヘッドライトを廃止し、直線的なデイライトを採用してセンターグリルと一体化。
ヘッドライトユニットはその下部に配置され、フロント下部のグリルは大型の台形へと変更されています。
ボディサイズは全長4169mm×全幅1694mm×全高1537mmとなり、従来より全長が拡大。内装面では10.1インチのディスプレイが新設され、Apple CarPlayやHuawei HiCarといったスマートフォンとの連携機能が備わっています。
また、従来の5グレード展開から単一グレードへの集約を行いました。車体色もホワイト、イエロー、ブルーの3色に限定。車両価格は従来の下限価格より引き下げられ、6.68万元(約148万円)に設定され、3000台限定で販売されました。
なおデザインに対する評価は分かれていましたが、限定3000台に対し5000件以上の問い合わせがあり、発売から約20日で完売したという経緯があります。

こうしたことから日本でも「フィットが変わる=中国の顔になる?」という噂もでており、日本市場におけるフィットの今後の展開に関心が集まっています。
現状の販売状況と次期改良に関する顧客の反応について、ホンダ販売店の関係者は次のように述べています。
「歴代のフィットはホンダを代表するコンパクトカーとして人気を博しました。しかし、4代目となる現行になってからはなかなか販売面では苦戦しています。
直接的な競合となるトヨタ『ヤリス』や『アクア』、日産『ノート』に加えて、SUV人気もあり最近ではトヨタ『ヤリスクロス』や同じホンダの『ヴェゼル』にもお客様は流れている印象です。
また、軽自動車で人気No.1となる同じホンダ『N-BOX』にもお客様は流れています。
フィット自体も発売以降、改良を続けており、タイプの整理や追加などを行ってきました。
また近々、新たな改良が行われるようです。具体的な内容はまだわかりませんが、噂によればまたタイプ整理が行われる可能性もあるといいます。
また年初に中国でマイナーチェンジされたフィットのデザインが大きく変わって、日本のお客様からも『フィットはあの顔になるの?』というお問合せがチラホラ入っています。
もちろん、詳細はわかりませんが、お客様からの反応は様々で良いと言う人もいれば悪いという人もおり、好みがはっきりと分かれているようです。
販売現場からすれば、大きく変わることで話題となり、お客様がお店に足を運んでくれるきっかけになることもあるので、現状のフィットを大きく変えるのもありなのではないか、と思います」

次期改良への期待と今後の展望販売店関係者の見解からも伺える通り、現行フィットは販売のテコ入れが必要な時期を迎えています。
中国市場で実施されたフロントマスクの大幅な変更は、消費者の関心を惹きつける要素となり得ます。
日本国内で予定されている次期改良が、グレード体系の見直しに留まるのか、あるいは中国仕様と同様の外観変更を伴うのかは現時点で不明です。
しかしながら、外観の刷新は販売現場における集客のきっかけとなる側面を持っています。今後のホンダからの正式な発表が待たれるところです。
Writer: 本山 かおる
クルマとバイクをこよなく愛し、道路や交通情報にも興味津々。
車中泊をしながら各地を巡るドライブ旅が生きがいです。
地図にない発見を求めて、今日もどこかの道を走っています。




















































































