ホンダのレトロな軽MR「S660 Neo Classic」終了を惜しむ声が続々! 「ズルい」と言わしめる魅力とは
ホンダアクセスが手がける「S660 Neo Classic KIT」の受注終了が迫るなか、改めて魅力に気づいたという声があるといいます。ファンからはどのような意見が寄せられたのでしょうか。
「可愛さのなかにカッコ良さがあるのがズルい」レトロなS660の魅力
ホンダアクセスが2021年5月末で受注終了を発表した「S660 Neo Classic KIT」について、終了が迫るいま、改めて魅力に気づいたという声がSNS上であります。個性的なデザインが特徴のS660 Neo Classicですが、具体的にはどのような意見があるのでしょうか。
S660 Neo Classic KITは、2020年1月マイナーチェンジ前モデルのホンダ「S660」を対象に、S660の外観をクラシカルな雰囲気に一変させるボディキットです。取り扱う店舗はホンダアクセスが指定した一部ホンダ販売店に限られます。
無塗装の状態で販売されるボディパーツは、樹脂にガラス繊維を練り込んだFRP製で、軽自動車規定の外寸や歩行者保護などの保安基準を満たしつつ、ボンネットやヘッドライト、フロント/リアバンパー、フロント/リアフェンダーなど、幅広い外板を換装。
ベースのS660とはまったく違うデザインとなります。
とくにフロントフェイスの丸目のヘッドライトが印象的ですが、受注終了を前に、S660 Neo Classicに対してSNSユーザーはどんな感想を持っているのでしょうか。
今回、くるまのニュースでは2021年4月16日から17日にかけてSNS上でアンケートを実施。SNSユーザーの生の声を集めました。
まず、デザイン自体の感想について、SNSユーザーは次のような回答をしています。
「『N-ONE』や『ホンダe』との共通性も感じられ、往年の『N360』に通じる良いデザインだと思います」
「可愛く肩の力の抜けた、粋な雰囲気を感じます」
「ちょっとヤッターマンみたいですね(笑)。そう思える可愛さのなかにもカッコ良さがあるのがズルくて、可能であれば買いたかったです」
「このまま独立したグレードとして売っていてもおかしくないと感じます」
「オリジナルのデザインは個人的にあまり好みではありませんでしたが、このデザインは非常にコンパクトさとマッチしており、存在感を存分に感じられます。早い話がダイスキです」
S660 Neo Classic KITは、2016年の東京オートサロンに出展されたコンセプトカーへの反響が元となって2018年に市販化にたどり着いたモデルですが、2019年の東京オートサロンではコンセプトモデルのデザインをさらに昇華した「Modulo Neo Classic Racer」というコンセプトモデルが出展されていました。
回答者のなかには「東京オートサロン2019で参考出品されたレーサータイプの方が、ミッドシップ車のキャラクターに合うと感じていました。(市販版は)中庸なデザインで勿体なかった気がします」という声もあり、よりスポーティなデザインのS660 Neo Classicの市販化を望むユーザーもいたことがわかります。
しかし、S660 Neo Classicのデザインに対しては概ね肯定的な意見が多く、同じアンケート内でデザインについてどう思うかを聞いたところ「すごく好き」と回答したユーザーは51.7%で半数を超えました(まあまあ好き:20.7%、あまり好きではない:27.6%)。
否定的な意見のなかにも「ボディサイドが現代的過ぎるので、フロントフェイスだけ変えるとアンバランスに見えてしまいましたが、このようなキットが公式に出ることは素晴らしいと思います」という回答もあり、結果的に多くのファンの支持を獲得できたといえるでしょう。
今後、S660 Neo Classicのエッセンスを生かした市販モデルや、別モデル向けのボディキットが登場するのか、期待される状況です。
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