教習所でなぜ輸入車増加? 日本なのに国産車を採用しない訳
BMWやアウディが教習車のところもある
教習車に輸入車を導入する自動車学校が増えていますが、輸入車が左ハンドル仕様の場合、ウインカーレバーとワイパーレバーの位置は国産車と反対となっていますが、教習車として利用が可能なのでしょうか。
神奈川県の公安委員会の担当者は、次のように説明しています。
「教習車としての基準さえ満たしていれば、国産車でも輸入車でも問題ありません。
ウインカーレバーとワイパーレバーの位置は国産車と逆ですが、それでも教習車として使用することができます」
では、ウインカーレバーとワイパーレバーの位置が違うことでトラブルは起きないのでしょうか。
前出の自動車学校の職員は以下のように話します。
「当校で導入しているBMWはウインカーレバーの位置を右に変更してもらっているので、国産車と同じように扱うことできます。ただ、アウディは左ウインカーのままです。
当校では、高速教習の際に左ウインカーのアウディを使っています。
つまり、右ウインカーで教習をしていた教習生が、高速教習の時だけ左ウインカーの教習車に乗るということです。
最初はウインカーを出すときに普段のクセでワイパーレバーを操作してしまうことがあります。ただ、すぐにレバー操作に慣れてしまうケースが多いので、教習生もさほど苦労していないようです」
※ ※ ※
国産車から輸入車に乗り換えた際やその逆パターンなどでの操作ミスは、やはり起こってしまうようです。
教習車は、法律の定めによる基準を満たしていれば、どの車種でも問題ないようです。
自動車学校によっては、国産車だけでなく輸入車を導入している教習所もあります。
運転免許を取得した後に輸入車に乗りたいという希望がある人は、輸入車を採用している教習所を選ぶのも良いかもしれません。
普通に考えると国産車のほうが(新車であれば)価格が安いと思うが、それでも輸入車を選ぶ理由という肝心なテーマが書かれていない。
何が言いたいのだろうか?