トムスがトヨタ「カローラツーリング」をカスタム! 見た目も走りも本格スポーツ!?

トヨタを代表するモデルである「カローラシリーズ」ですが、ステーションワゴンの「カローラツーリング」向けのカスタムパーツをトムスが開発しました。トムスの手が加わったカローラツーリングとは、どんなモデルなのでしょうか。

さらなる個性をプラスしたトムス仕様の「カローラツーリング」

 1966年に初代モデルが登場以降、途切れることなく進化・熟成がおこなわれてきたトヨタ「カローラ」。

 累計販売台数4500万台以上は世界トップとなるベストセラーモデルで、現在は世界150か国以上の国と地域で発売。まさに名実ともにトヨタの「顔」といえる存在です。

スポーティさが増したトヨタ「カローラツーリング」(TOM'Sパーツ装着)
スポーティさが増したトヨタ「カローラツーリング」(TOM'Sパーツ装着)

 現行モデルとなる12代目は、TNGAのパワートレイン/プラットフォームを武器に全面刷新。その結果、日本向けカローラ初となる3ナンバーボディとなりました。

 ただ、海外向けと基本骨格を共用しつつも、日本向けに最適化された“専用モデル”となっています。

 ワイド&ローのスポーティなエクステリアやシンプルなデザインながらいいモノ感が強い質の高いインテリア、1.8リッターガソリン/ハイブリッドと1.2リッターターボという豊富なパワートレインを用意。

 さらに、意のままの走りを気負いなく高性能を味わえるハンドリングと快適性を備えるフットワークなど、筆者(山本シンヤ)は、豊田章男社長が語る「もっといいクルマづくり」が誰にでもわかりやすい形で表現されたクルマであると思っています。

 それと同時に、このクラスの雄的存在であるフォルクスワーゲン「ゴルフ」ともガチンコ勝負ができる一台に生まれ変わったと感じました。

 そんなカローラだからこそ、「プラスαを求める」、「自分仕様に仕立てる」といったようなカスタマイズの欲が出てきます。

 真っ先に浮かぶのはトヨタ直系ワークスブランドであるTRD/モデリスタですが、今回は同じトヨタ系ながらも独立系の「TOM’S(トムス)」を紹介したいと思います。

 トムスを簡単に説明すると1974年にトヨタのファクトリードライバーだった舘信秀氏とトヨタディーラーのスポーツコーナー責任者だった大岩湛矣氏が設立。ちなみにTOM’Sの意味は「舘・大岩・モータースポーツ」の略になります。

 創立以来、「世界で活躍できるレーシングチーム」を目標にトヨタ車を用いてさまざまなモータースポーツ活動に参加。日本を代表とするトップレーシングチームであるとともに、「ナンバーワントヨタチューナー」という顔も存在します。

 モータースポーツ活動で培った技術と経験を活かし、トヨタ/レクサスモデルをより高性能かつステータス性の高い車両をコンセプトにさまざまなアイテムをラインナップしています。

 ステーションワゴンの「カローラツーリング」では、カスタマイズの第一歩のためのアイテムを中心にラインナップされています。

 外観はフロントディフューザー、サイドディフューザー、リアバンパーサイドフィンの「スタイリングパーツセット」を装着。さり気ないけど主張はする絶妙なデザインで、カローラツーリングのスポーティかつ低重心なスタイルがより際だって見えます。

 もちろん、意匠性だけでなく空気の流れを整え走りの機能を高める効果も備えるのはトムスらしい部分です。

 内装は専用のガングリップ形状かつリアルカーボン&パンチングレザー仕様の「トムス・ステアリング カーボン」とPVCレザー素材とステッチによりドア下部のハードプラスチック部の質感アップと傷・汚れ防止効果を持つ「ドアキックプロテクター」を装着。変更部位は少なめですが、インテリアの雰囲気を変えるのに効果的なアイテムです。

 フットワークは20mm-25mmローダウンとなる「コンフォートローダウンスプリング」と215/40R18サイズのタイヤ(ヨコハマDNA-ECOS)&アルミホイール「TW01」の組み合わせです。

 アルミホイールはスポーティなクロススポークのデザインですが、ブラック&ダークポリッシュのコーディネイトによりプレミアム性もプラスされました。

【画像】トムス仕様の「カローラツーリング」がスポーティでカッコイイ!(28枚)

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