無料で車中泊できるところは存在する? 道の駅や高速道路SA利用の現状とは
クルマのなかで寝泊まりする「車中泊」が注目を集めるなか、どこで車中泊できるのかという問題があります。有料施設ではオートキャンプ場やRVパークがありますが、無料で利用できる道の駅や高速道路のサービスエリアなどは車中泊可能なのでしょうか。
道の駅での車中泊は事実上グレー!?
近年、「車中泊(しゃちゅうはく)」という言葉が一般的になってきた印象があります。最大の理由は、キャンピングカーブームでしょう。
2010年代中盤頃までは、車中泊といえば一部のユーザーがおこなう旅のスタイルだったり、地震や豪雨などの自然災害の際の緊急措置というイメージがありました。
それが2010年代中盤以降になると、登山やトレッキングなどアウトドアや週末のファミリーキャンプの需要が高まり、さらに2020年にはコロナ禍で3密回避やリモートワークという流れのなかで、車中泊の注目度が一気に高まったといえます。
実際、筆者(桃田健史)も最近、ライトな仕様のキャンピングカーを日常的に使用するようになり、今後体験数が増えていくであろう車中泊について当事者意識を持つようになりました。
そうしたなかで再確認しなくてはならないのが、「どこで車中泊ができるのか?」という点です。
基本的には、防犯上安全な場所であること、また敷地の所有者から許可を得ていることが車中泊のための条件となります。
有料施設については、オートキャンプ場や、「安心快適な日本RV協会公認車中泊施設」と説明されているRVパークなどあります。
無料で使える車中泊については、車中泊に限定した本(不定期発売の専門的な情報雑誌)をチェックしたり、実際に車中泊をしている人たちが情報共有するネットなどの情報に加えて、これまで車中泊を数多く体験している人にオンライン会議システムを使って話を聞いたりしています。
そうした調査のなかで分かったのが、道の駅での車中泊に関する国の解釈です。
国土交通省のホームページでは、「道の駅の駐車場で車中泊は可能ですか?」という質問に対して、「道の駅は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。もちろん、道の駅はドライバーの皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません」という回答になっています。
むろん、仮眠について最大時間などの定義はなく、道の駅の事業者それぞれが詳細を判断するという、事実上のグレーゾーンということになります。
明確な定義がないなかで基本的なルールを守らない人がいると、車中泊に対する地元の見方が一気に厳しくなります。
たとえば、福井県永平寺町の役場関係者によると、町内の道の駅「禅の里」では過去に夜遅くまで車中泊を前提として旅行者がバーベキューをおこなって問題となり、警察と町役場の立ち合いのもとで道の駅の事業者が利用者に注意喚起した事例がありました。
現在(2021年3月末)は車中泊を禁止することはありませんが、バーベキューの禁止など「駐車場のご利用時のお願い」という表示板を設置しています。
結局は、利用者の常識度だと思う。
道の駅やSAPAの駐車スペースでBBQするなど論外です!
横の駐車スペースにテーブルや椅子を置くとか、やっている者のバカ度全開です。
こういう奴らを見たら顔とナンバーは隠した上でSNSに晒しましょう!
なんかあれば、すぐ晒す。猿以下の低脳っぷりをコメントで“晒して”ますね笑笑
なんかあれば、すぐ晒す。猿以下の低脳っぷりをコメントで“晒して”ますね笑笑
宮城県の温泉施設併設の道の駅で、駐車スペースガラ空きの早朝に車の後ろの狭い所にテーブル出して、小型のガスでお湯を沸かしてコーヒー飲んでいる老夫婦を見ましたが、誰にも迷惑かけているわけでもないし、羨ましく思ったことがあります。
無料で車中泊したければ、河原がおすすめです。最近は多くなりましたよ。