トヨタ新型「ランクル」はタフな四駆であってほしい! 理想のランクルってどんな車?
2021年にフルモデルチェンジするといわれているトヨタ「ランドクルーザー(200系)」。新型モデルは一体どんなクルマとして登場するのでしょうか。ユーザーが求める理想のランクル像について調査してみました。
新型ランクルはどんなスペックで登場してほしい?
トヨタの本格四駆「ランドクルーザー(ランクル)」は、初代モデル(BJ系)が1951年に登場し、2021年に誕生から70周年を迎えました。
卓越した悪路走破性や頑丈なボディを持つランクルは、過酷な環境でも最後まで走り抜く信頼性や耐久性が評価され、日本のみならず世界中の国で愛用されています。

現行モデルの200系は2007年に登場。デビューからすでに14年が経過し、2021年にフルモデルチェンジされるのでは、と話題になっています。
また、3月末に生産終了となることがわかっており、新型モデルに関する情報も間もなく明らかにされるのではないでしょうか。
そこでくるまのニュースでは、新型ランクルに期待したいことについてSNSでアンケートを実施。ユーザーが求める理想のランクルとは、どのようなモデルなのでしょうか。
「新型ランクルに期待する部分は?(複数回答)」という質問では、「デザイン」と回答した人がもっとも多く、77.1%を占めました。
次いで、「悪路走破性」が71.4%、「パワートレイン」が54.3%、「使い勝手」と「安全運転支援」が37.1%、「居住性」が34.3%となっています。
新型ランクルのデザインについて希望することとして、「本格オフロード四駆のデザイン」と回答した人が74.3%と一番多く、「迫力あるデザインにしてほしい」や「どこかに古き良きランクルらしさが残っていてほしい」など、ランクルにタフなイメージを求める人が大多数ということがわかりました。
その一方、「都市型のスタイリッシュなデザイン」(28.6%)や「スポーティなデザイン」(14.3%)を希望する人も少なからずおり、新世代にふさわしいランクルへの進化を期待する声も見られます。
さらに、「新型ランクルに求める性能」について質問したところ、「高度な四輪制御技術」が65.7%、「さまざまな路面状況に応じる走行モード」が60%、「高い最低地上高や余裕のあるアプローチ/デパーチャーアングル」が57.1%と高い割合になるなど、本格四駆のランクルだけに悪路走破性に関心がある人が多いようです。
「新型ランクルのパワートレイン」については、「ディーゼルターボ」が62.9%ともっとも多く、「現行モデルのような大排気量車」が45.7%と続きます。
また、「大排気量NAでディーゼル以上のトルクを出してほしい」という声もあるなど、車両重量が重く、タフな使われ方をするランクルにはパワフルなエンジンが求められている一方、「ハイブリッド車」(34.4%)や「直列4気筒のようなダウンサイジング・ガソリンターボ車」(25.7%)を希望する声もありました。
現行モデルのランクル(200系)は4.6リッターV型8気筒ガソリンのみのラインナップですが、ライトデューティ系の「ランドクルーザープラド」には2.8リッター直列4気筒ディーゼルと2.7リッター直列4気筒ガソリンが設定されています。
「環境規制とのいい兼ね合い」や「燃費向上に期待」というコメントも見られ、200系にも時代に合わせた環境性能や燃費性能を持つパワートレインが必要とされているといえそうです。
噂では、新型ランクルにはガソリン車、ディーゼル車、ハイブリッド車が設定されるほか、標準モデルとスポーティなGRモデルというふたつのデザインが採用されるといわれています。
新型ランクルはどのようなデザインやスペックで登場するのか、多くのユーザーから関心が集まっているようです。
Writer: くるまのニュース編集部
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