車の撥水加工でカメラ誤作動の可能性! ガラスコーティングの正しい施工法とは
撥水加工ガラスのワイパーは動かす?動かさない?どっちが良いのか
メリットの多い撥水コーティングですが、こういったコーティングをおこなった後のフロントガラスは、ワイパーで動かしても良いのでしょうか。
コーティング専門店のスタッフに尋ねたところ、以下のように話します。
「コーティングを施したガラスは、一般的に2年から3年効果が持続します。ですが、ワイパーを動かしてしまうと効果は1年程度となるため、持続させたい場合はワイパーをあまり動かさないほうが良いでしょう。
しかし、ワイパーを使わなければならない場面もあるため、必要なときだけ動かして、信号待ちや停車時にワイパーを止めておくことをおすすめします。
また、ワイパーを使うときは、間欠ワイパーの間隔を長くしておくとコーティング効果が長続きします」

また撥水加工の持続性について、次のように話します。
「結局ワイパーで動かすことでコーティングが摩擦で剥がれていき、効果が永久的に続くわけではありません。
最近では、カー用品店でユーザーが撥水加工がおこなえる製品も出てきていますが、そういったものも2、3か月に1回くらいの頻度で加工をおこなうと良いと思います。
専門店であっても自身でおこなうものよりも持ちは良いですが、定期的にコーティングをしてもらったほうが良いと思います」(前述のスタッフ)
※ ※ ※
撥水加工などのコーティングを施したときにはワイパーを使わないほうが撥水効果は長持ちします。
しかし、必ずしも水滴が除去されるとは限らず、安全運転の観点からすると、視界を確保するためにワイパーを使わざるを得ない場面があるのも事実です。
ガラスの撥水効果を長続きさせるためには、ワイパーの使用を最低限に抑えることがポイントだといえます。
Writer: Peacock Blue K.K.
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