後続車から「眩しい!」声多いリアフォグ なぜトラブルに発展? 故意に点灯で罰則も

国産車ではリアフォグ装着車にどんな特徴がある?

 国内市場では、マツダが多くのモデルにリアフォグランプを採用しており、スポーツカーの「ロードスター」やOEM車を除く4WD仕様にリアフォグランプを標準装備。4WD仕様のみに標準装備する理由について、マツダの担当者は次のように話します。

「リアフォグランプを4WDのみに設定している理由は、4WDのほうが山間部や雪山などに行く機会が多く、同時に濃霧に遭遇する確率が高いからで、2WDにはオプションでも設定していません。

 また、リアフォグランプはイグニッションONやエンジン始動時、ヘッドランプが点いている場合などにスイッチを操作することで点灯します。

 ちなみに、右ハンドル車の場合は運転席側のコンビネーションランプやリアバンパー下部の反射板に設置され、左ハンドル車では逆側に付いています」

マツダの4WD仕様にはリアフォグランプが標準装備(OEM車を除く)
マツダの4WD仕様にはリアフォグランプが標準装備(OEM車を除く)

 他メーカーでも、リアフォグランプは4WD仕様や寒冷地仕様の装備として設定されるケースがあるようです。

 日産「フェアレディZ」にはリアバンパーの中央部に目立つ形でリアフォグランプが設置されています。

 前述のマツダのような4WD仕様ゆえの理由ではなさそうですが、なぜリアフォグランプが付いているのでしょうか。

 日産の担当者は、次のように話します。

「フェアレディZにリアフォグランプが標準装備されている理由は、スポーツ走行時に必要になるケースが考えられるからで、雨天・濃霧時のレース中には前方車との接触を避ける意味を持っています」

【画像】次期Zに「リアフォグ」ある? 新旧を比較してみる!(21枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー