人気者はみんな小さい!? いま日本でもっとも売れてるクルマ5選

2020年1月から12月における、新車年間販売ランキングが発表されました。そのなかからベスト5にランクインしたクルマを紹介します。

トップは不動! 4年連続王者に君臨!

 コロナ禍で経済的な打撃を受けた2020年。自動車産業も例外ではなく、工場の操業停止や新型車の発売延期など、大変な1年となりました。

 その一方、3密を避けるための移動手段としてクルマが見直されるなど、2020年後半になるにつれて新車需要も回復しつつあります。

 今回は、2020年1月から12月の新車年間販売ランキングから、いま日本でもっとも売れているモデルを5台紹介します。

4年連続日本一に輝いたホンダ「N-BOX」
4年連続日本一に輝いたホンダ「N-BOX」

●1位:ホンダ「N-BOX」(19万5984台)

 2020年の年間販売ランキングの1位を獲得したのは、ホンダの軽自動車「N-BOX」です。

 2019年の25万3500台からは減少しているものの、2020年は19万5984台を販売。

 登録車を含めた新車販売においては4年連続、軽四輪車のみでは6年連続の日本一に輝くという、不動の人気車です。

 現行モデルは2018年に登場した2代目モデル。標準仕様とカスタム仕様を用意して、存在感のあるデザインに加え、軽自動車では最大級の広々とした室内空間を確保しました。

 また、全車に運転支援システム「ホンダセンシング」が搭載されるなど、安全機能にも力を入れています。

 2020年12月のマイナーモデルチェンジで内外装のデザインを刷新するとともに、N-BOXの世界観の幅を広げる「コーディネートスタイル」を追加しました。

●2位:トヨタ「ヤリス」(15万1766台)

 販売ランキング2位は、トヨタ「ヤリス」です。

 2020年2月のフルモデルチェンジで、「ヴィッツ」から海外で用いられていた「ヤリス」へとモデル名が変更され、登場初年に登録車で1位を獲得しました。

 スポーティなデザインや走行性能が特徴のヤリスですが、8月にコンパクトSUVの「ヤリスクロス」、10月にホットハッチの「GRヤリス」を追加。

 ヤリスファミリーとしてさまざまなラインナップを揃えることで、瞬く間にヒットモデルになりました。

●3位:スズキ「スペーシア」(13万9851台)

 3位になったのは、スズキ「スペーシア」です。1位のN-BOXと同じく、軽スーパーハイトワゴンです。

 現行モデルは2017年に登場。標準仕様とカスタム仕様を用意しますが、2018年にSUVテイストを盛り込んだ「スペーシア ギア」を追加。個性的なスタイルが人気を集めています。

 背が高くスライドドアを備えたモデルで、広い室内空間や機能的な装備、マイルドハイブリッドによる燃費性能の良さなど、子育て世代に支持されています。

 2020年8月の一部改良で、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートとSRSカーテンエアバッグを標準装備。

 さらに、全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロールの採用や、一時停止などの標識認識機能が向上し、安全性がより高まりました。

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