660ccでも思い通りに操れる!「ターボ×MT」で走りを極めた軽自動車5選

昨今の軽自動車は背が高い使い勝手に優れたモデルが売れ筋ですが、ほかにもさまざまなジャンルがあります。そのなかから、ターボエンジンとMTで走りが楽しいモデルを5台紹介します。

軽自動車で走りが楽しい「ターボ×MT」のモデルとは

 日本独自の規格である軽自動車は、コンパクトなボディで小回りが利き、維持費も安くて経済的なところが魅力です。

 そんな軽自動車では、ホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」といった使い勝手に優れたモデルが売れ筋となっていますが、多様化するユーザーニーズに応えるため、同じ軽でもさまざまなジャンルのモデルがあります。

 なかには、ターボエンジンを搭載し、マニュアルトランスミッションで走りを楽しめるモデルも存在。

 今回は、「ターボ×MT」の軽自動車を5台ピックアップして紹介します。

軽初のFFターボ×6速MTを採用したホンダ「N-ONE RS」
軽初のFFターボ×6速MTを採用したホンダ「N-ONE RS」

●ホンダ「N-ONE」

 2020年11月に発売された2代目となるホンダ「N-ONE」は、フルモデルチェンジしたものの、外観のデザインはあまり変化していません。

 しかし、中身が大きく進化しており、ターボエンジンを搭載するスポーティグレード「RS」に6速MTを搭載するモデルが設定されました。

 RSグレードは、ダーククロームメッキのフロントグリルやマットブラックの15インチアルミホイールを装着。

 さらに、大型のテールゲートスポイラーを採用するなど、走りをイメージさせるアイテムを備えています。

 新型N-ONEの6速MT仕様は、ホンダの2シーターオープン軽「S660」と同じギアボックスを採用。ターボによる軽快な走りと、ショートストロークの爽快なシフトフィールが楽しめるモデルとして注目を集めています。

 なお、FFターボ車に6速MTを組み合わせるのは、軽自動車として初めてとなります。

●スズキ「アルトワークス」

 スズキの軽ワゴン「アルト」をベースとしたモデルとして、スポーティで硬派な「アルトワークス」がラインナップされています。

 ベースのアルトは、2014年のフルモデルチェンジで初代モデルへの回帰ともいえるシンプルかつレトロなデザインを採用。

 さらにアルトワークスでは、「WORKS」ロゴをあしらったフロントバンパーアッパーガーニッシュやボディーサイドデカール、足元を引き締める黒のホイール、赤のフロントブレーキキャリパーなどを備えるなど、スポーティなデザインとしました。

 専用開発のショートストロークの5速MTや力強い加速を実現するターボエンジンを搭載。

 専用チューニングのサスペンションに加え、高いホールド性を発揮する専用レカロ製フロントシートを装着するなど、スポーツ走行に特化した軽ホットハッチといえるモデルです。

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