なぜ買えない? 国内で売れば爆売れ確実! 海外専売の日本車5選

グローバルでクルマを販売している日本の自動車メーカーですが、海外でのみ販売しているモデルも存在します。日本で売ればヒットしそうな海外専用車を紹介します。

欧米で売っているカッコいい日本車とは

 昨今の国産メーカーは、日本だけでなく世界中でさまざまなクルマを販売しています。

 そのなかには日本でも世界でも販売されているモデルもあれば、軽自動車のような日本専用モデルもあります。

 そして、日本で販売されていない、海外専売モデルも存在。聞きなれない名前の日本車が現地では人気を得ているというケースもあるのです。

 そこで今回は、日本で売れば人気が出そうな海外専売モデルを5台ピックアップして紹介します。

ガソリンでもエタノールでも走るホンダ「WR-V」
ガソリンでもエタノールでも走るホンダ「WR-V」

●ホンダ「WR-V」

 ホンダのSUVとして現在販売されている「CR-V」や「ヴェゼル」といったモデルは知っている人も多いと思いますが、海外には「WR-V」というモデルがあります。

 WR-Vはブラジルで販売されているコンパクトSUVで、2017年に発売されました。

 3代目「フィット(海外名:ジャズ)」ベースとしたボディは、全長4000mm×全幅1734mm×全高1599mmと、日本で販売されている「ヴェゼル」と全幅は同等ですが、全長は短く全高は低くなっています。

 外観は、ホンダのSUVに共通するフロントデザインを取り入れつつ、目力強めのLEDデイタイムランニングライトを採用。前後バンパー下部に装着されたスキッドプレートでワイルド感を演出しました。

 パワートレインは1.5リッターガソリンエンジンを搭載。トランスミッションはCVTです。

 バイオエタノール燃料が広く普及しているブラジルでは、FFV(フレキシブル・フューエル・ビークル)が主流となっていることから、燃料はガソリンとエタノールのどちらにも対応可能としました。

 国内では、ヴェゼルよりも小さなSUVとして、2020年2月にフルモデルチェンジしたフィット(4代目)に設定されたSUVテイスト「クロスター」グレードがカバーできるという理由で、このWR-Vの日本導入はないとされています。

●日産「マイクラ」

 日産が欧州で販売する5ドアハッチバックの「マイクラ」ですが、これは日本の「マーチ」の海外名です。

 ただし、日本の現行マーチは2010年に登場した4代目である一方、欧州では2017年にマーチから独立した5代目モデルとして、独自の進化を遂げています。

 マイクラのボディサイズは、全長3999mm×全幅1743mm×全高1455mmと、マーチよりも全長と全幅は長く、全高は低くなっています。

 デザインは、日産車に共通するVモーショングリルやブーメランランプシグニチャーなどを採用し、ロー&ワイドなスタイルも相まってスポーティな印象です。

 パワートレインは、1リッター3気筒ターボエンジンを搭載し、100馬力を発生する「IG-T 100PS」と117馬力を発生する「DIG-T 117PS」が設定されています。

 トランスミッションは、「IG-T 100PS」が5速MTとCVT、「DIG-T 117PS」が6速MTです。

 なお欧州では、日本では1代限りで販売終了したコンパクトSUVの「ジューク」が2代目にフルモデルチェンジして販売されています。

 日本と欧州のユーザーニーズが異なるため、マーチもジュークも各仕向け地にふさわしい仕様に適合させているようです。

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●スバル「アセント」

 北米で販売されているスバル車に「アセント」があります。

 アセントは3列シートSUVで、ボディサイズは全長4998mm×全幅1930mm×1819mmと堂々たるスタイル。

 スバル史上最大のSUVで、日本ではラージサイズに入りますが、アメリカではミドルサイズに分類されています。

 デザインは、スバルのミドルサイズSUV「フォレスター」と似ていますが、SUVらしいたくましさや躍動感が感じられるスタイルです。

 内装は上質なデザインで、ファミリー層のニーズとして求められる、使いやすさや快適性を追求し、どの席においても気持ちよく過ごせる空間としました。

 搭載されるエンジンは2.4リッター4気筒水平対向直噴ターボエンジンで、自然吸気エンジンであれば3.5リッターエンジンと同等のスムーズな加速性能を実現。トランスミッションは、リニアトロニックCVT、駆動方式はAWDです。

 さらに、スバル初となる最高5000ポンドのトーイング性能により、キャンピングカーやボートのけん引もでき、アクティブな使い方にも対応可能です。

 なお、国内におけるスバル車では、2018年に販売終了した「エクシーガクロスオーバー7」を最後に、現在では3列シートを備えたモデルはラインナップされていません。

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1件のコメント

  1. よく安直に「日本で売ったら爆売れ確実」って見出し作れるよな。

    売れなかったとしてもお宅らは責任取らなくても済むけど、実際に売った自動車メーカーはそれで損益被るんだからね。

    自動車メーカーから訴えられても知らんよ?

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