打倒ヤリス!? 新生日産象徴の新型「ノート」発進! 独自「e-POWER」でライバルにどう立ち向かう!?

日産は、新型コンパクトカー「ノート」を2020年11月24日に発表しました。現在売れ行き好調なトヨタ「ヤリス」とはどのような違いがあるのでしょうか。

販売好調「ヤリス」に対する違いとは?

 日産は、新型コンパクトカー「ノート」を2020年11月24日に発表しました。ノートとして3代目にあたるモデルで、発売日は2020年12月23日を予定しています。

 2代目ノートは、2017年から2019年にかけてコンパクトカー販売台数首位を記録した実績をもちますが、3代目ノートも販売好調となるのでしょうか。

日産新型「ノート」
日産新型「ノート」

 日本自動車販売協会連合会が発表する2020年上半期(4月から9月)の登録車販売ランキングにおいて首位を獲得したモデルは、同年2月に発売されたトヨタ「ヤリス」(販売台数7万9400台)です。

 トヨタが誇る最新技術が多数投入され、ハイブリッド仕様の燃費は世界トップレベルを誇るなど、コンパクトカーに求められるさまざまな性能を高い次元で兼ね備えています。

 そんななか、販売好調なヤリスに対し、新生日産を象徴するコンパクトカーとして対抗していく新型「ノート」という図式になるのですが、両車はどのような違いがあるのでしょうか。両車を比較していきます。

 新型ノートのフロントフェイスは、フロントグリルと一体化した薄型のヘッドランプが特徴です。グリルの中央には日産の新エンブレムが装着されているほか、4連LEDプロジェクター(オプション)が採用されたヘッドライトが先進的な雰囲気を演出。

 日産ラインナップの一員であることを主張するVモーションクロームは、サイドのキャラクターラインへと連続し、抑揚あるデザインを実現しました。ボディサイズは全長4045mm×全幅1695mm×全高1505-1520mmです。

 一方、ヤリスはシャープなヘッドライトと台形デザインのフロントグリルが特徴。大きく口を開けたように見えるデザインで強い存在感が感じられるほか、3灯式フルLEDヘッドライト(タイプ別設定)がフロントフェイスの印象を引き締めます。

 ボディサイズは全長3940mm×全幅1695mm×全高1500-1515mmで、新型ノートより105mmコンパクトです。

 次に内装を見ると、新型ノートはメーカーオプションナビが取り付けられる(一部グレードのみ設定)ディスプレイ部と一体化したメーターが大きな特徴となっており、先進性が強く演出されています。

 小型の電制シフトレバーが配されたブリッジ型のセンターコンソールは、大型の収納スペースやロングリーチのアームレストが装備されるほか、スマートフォンのワイヤレス充電機能も設定されます。また全車電動パーキングブレーキです。

 一方、ヤリスの内装はフードレス双眼デジタルTFTメーター(トヨタ初)を装備。そしてシフトレバーはストレート式、パーキングブレーキは手動といったことなど、従来のクルマの操作方法に慣れ親しんだ人でも慣れ親しみやすいといえます。

 また、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオが全車標準となっている点も大きな特徴です。ナビアプリなど、各種スマートフォンアプリを車内で安全に操作することができます。この点は、全車オーディオレスが標準となる新型ノートに対する利点といえるでしょう。

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