日産新型「フェアレディZ」どう思う? スポーツカー好きを熱くさせる魅力はあるのか?

2020年9月16日に世界初公開された日産の新型フェアレディZは、歴代のZオーナーだけでなく、スポースカー好きからも大きな注目を集めています。そこで、新型フェアレディZについて、スポーツカー好きに感想を聞いてみました。

歴代Zのモチーフがさまざまなところに盛り込まれている

 2020年9月16日に、日産新型「フェアレディZ」のプロトタイプモデルのオンライン発表会が開催され、世界初公開されました。

 新型フェアレディZについて、スポーツカー好きの方々に感想を聞いてみました。

2020年9月16日に世界初公開された日産新型フェアレディZ(プロトタイプ)
2020年9月16日に世界初公開された日産新型フェアレディZ(プロトタイプ)

 現在、新型フェアレディZについて公表されているのは、プロトタイプの内外装のデザインと、全長4382mm×全幅1850mm×全高1310mmというボディサイズ、フロント255/40R19、リア285/35R19というタイヤサイズ。

 パワートレインはV型6気筒ツインターボ、6速MTでFRということのみですが、大きな注目を集めています。

 もともとフェアレディZは、ブリティッシュなオープンスポーツカースタイルだった「フェアレディ」を起源としています。

 その後アメリカの市場向けにGTモデル化された初代フェアレディZのデビューが1969年。およそ半世紀の間に6代目(現行)の「Z34型」まで生産され、2021年登場予定といわれる7代目にフルモデルチェンジすることになったわけです。

 スポーツカーが売れないといわれる現在、新型フェアレディZの役割は、「日産が考える運転して楽しいスポーツカー像」の具現化でしょう。

 新型フェアレディZは、セダンの「スカイライン」の高性能モデルである「400R」のエンジンを搭載すると予想されており、かなりパワフルなクルマになるのは違いありません。

 しかしハイパワーを路面に伝えるなら「GT-R」譲りの4WDを採用したほうが効率もいいはずですが、そこをあえてV型6気筒ツインターボとFRレイアウトにすることで、日産が考える「自分で操る楽しさ」に満ちたスポーツカーに生まれ変わるのではないでしょうか。

 メインマーケットであるアメリカでは、カルフォルニア州が2035年までにすべての新車のゼロエミッションを義務化するという行政命令を出しており、EVや水素などの代替燃料車の普及が一気に進みそうです。

 このタイミングであえて新型フェアレディZを登場させるのは、販売が低迷している日産のイメージ回復を担い、イメージリーダーとしての役割を求められているからだといえます。

 新型フェアレディZは、歴代モデルの要素をオマージュとして散りばめつつ、近未来的なデザインに昇華。新しいけれど、どこか懐かしいというデザインへ刷新されます。

 現在スポーツカーに乗っている人は、新型フェアレディZには興味津々なのではないでしょうか。

 そこで過去にフェアレディZを所有していたこともある人やスポーツカー好きの人に、新型フェアレディZの印象について聞いてみました。

 現行(718)型のポルシェ「ボクスター」に乗っているIさん(50代・男性)は、1990年代初頭のバブル真っ只中に4代目Z(Z32型)の2by2に乗っていた経験があるそうです。

「完全な新型とのことですが、Z34型っぽい部分もチラホラありますね。全体的には初代(S30型)や2代目(S130型)へのオマージュというかリスペクトを感じます。

 空気抵抗も良さそうだし、ゴテゴテ感が少ないのは好印象です。ただ、もう少しロングノーズショートデッキでさらに個性を強調してほしかった気もします。

 速さや伝統を求めるのもわかるけど、むしろ今後もZを作り続けたいなら、あえてEVでスポーツカーにしても良かったかもしれないです。

日産はすでにEVを量産化しているノウハウもあるので、テスラに負けないEVのスポーツカーが作れるのではないでしょうか」

 新型フェアレディZは、初代のイメージを取り入れつつ、6代目(Z34型)とシルエットが似ています。

 ただ、リアフェンダーも適度なボリュームで車両感覚も比較的掴みやすそうですし、古典的なスポーツカーのフォルムでどの角度からでも美しさを感じさせます。

 エンジンに関しては、カルファルニア州の「ゼロエミッション」まであと14年と考えると、まだまだガソリンエンジンでやれることがあると考えたのかもしれません。

 地球温暖化ガスを減らすため、CAFEと呼ばれる自動車メーカー毎の平均燃費基準が設けられるなか、各自動車メーカーは燃費の良いクルマ作りを求められています。

 日産は、EVやハイブリッドの「e-POWER」のおかげでメーカー全体としての排出ガス規制基準を十分クリアしているため、生産数がそう多くならない新型フェアレディZにガソリンエンジンを搭載することができるという実情もあるようです。

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コメント

4件のコメント

  1. のっぺらぼうすぎる。ちょっと残念。もう少しアクセントとメリハリが欲しい。

  2. 全く魅力がありません。おばあちゃん顔。ダットサン時代からZ32までの魅力、先端技術、先端Zの魅力がありません。
    過去の名誉を重んじるよりZは未來型であるから魅力的なやっちゃえ日産が懐かしいでしょ。どう?って魅力無くなりましたね!

  3. 前面がどうなんでしょう?・・・なんか大衆車みたい。
    フェアレディZを購入した!!という喜びが沸かない。これなら昔のZの中古車を買いたいと
    本当の日産ファンは思うんじゃないでしょうか?
    というか、最近の日本車は全体的にデザイン力に欠けていると思います。

  4. 日産の社内で大事なフロントフェースのについて
    デザイン統括に物申す人がいないのか、
    社運かけるのに風通しの悪い会社だなぁ。