日本のザ大衆車!トヨタ「カローラ」シリーズは何が魅力? 年齢層で人気タイプも異なる?
トヨタを代表する「カローラブランド」。現行モデルは、2018年6月にハッチバックの「カローラスポーツ」が登場し、2019年9月には「カローラ(セダン)」、「カローラツーリング(ワゴン)」が発売されています。この3タイプのなかではどのタイプが人気なのでしょうか。
相変わらず販売好調のカローラ、どのタイプが人気?
現行のトヨタ「カローラ」は、セダン・ツーリング・スポーツの3タイプをラインナップしています。2019年にそれぞれフルモデルチェンジや一部改良が実施されましたが、現在の販売動向はどうなっているのでしょうか。
1966年に登場して以来、50年以上もトヨタを代表するモデルとして販売されてきたカローラ。これまでにも特性を持ったボディタイプを複数取り揃え、より幅広いニーズに応えてきました。
2019年9月に登場した12代目となる現行モデルは、ベーシックなセダンタイプの「カローラ」に加え、ステーションワゴンの「カローラツーリング」、2018年6月から先行して発売されているハッチバックの「カローラスポーツ」をラインナップしています。
カローラシリーズは2020年に入ってもその売れ行きは好調です。軽自動車を除く普通車の新車販売台数ランキングの2020年上半期(1月から6月)では2位となり、直近の8月も3位にランクインしています。
今なおブランドを代表するロングセラーモデルとして販売されているカローラですが、3モデルの販売動向はどうなっているのでしょうか。
トヨタの販売店スタッフは以下のように話します。
「もっとも売れ行きが好調なのはツーリングで、カローラ全体の割合でいうと販売台数の約5割を占めています。
ツーリングはラゲッジルームの広さが人気です。アウトドアにクルマを利用する人や、日常的に大量の荷物を運ぶ人はツーリングを選ぶ傾向にあります。趣味だけでなく日常の買い物にも適した利便性が評価された結果ではないでしょうか。
また、残りの5割は、セダンとスポーツが均等に分け合っている状況です。
スポーツを選ぶ人は走りにこだわった人が多いです。ほかのタイプに比べ全幅が広く設定されているので、走りに安定感があります。しかし、ラゲッジルームは比較的狭くなっているので、実用性を求めるお客さまには不向きかもしれません。
普段使いがメインのお客さまはセダンを購入します。ツーリングほどではありませんが、収納力が高く、普段使いに適した無難なモデルといえます」
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このように、3タイプではステーションワゴンとなるカローラツーリングが人気のようですが、別の販売店では、「高齢層には圧倒的にセダンが人気で、スポーツは若年層が多い印象」だといい、3タイプがバランスよく支持されているようです。
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