日本のザ大衆車!トヨタ「カローラ」シリーズは何が魅力? 年齢層で人気タイプも異なる?
3タイプ、それぞれどう違うの?
それぞれに個性が光るカローラシリーズですが、どのような違いがあるのでしょうか。
カローラとカローラツーリングのボディサイズは、全長4495mm×全幅1745mmと同じですが全高が違い、カローラが1435mm、カローラツーリングが1460mmとツーリングの方が高く設定されています。
5人乗り時のトランク容量は、カローラは深さがあることもあり429リットル(ガソリン車)。カローラツーリングは392リットルです。
容量的にはカローラの方が上ですが、後席を倒した際には、カローラツーリングの方が高さ室内高ギリギリまで収納出来るため、使い勝手の部分ではステーションワゴンタイプのカローラツーリングが幅広い用途に対応出来ます。
パワートレインは、それぞれ同じく1.8リッターガソリンと1.8リッターハイブリッド、1.2リッターターボを設定。1.2リッターターボは、6速MTのみの設定です。
駆動方式は、ハイブリッド車のみ2WDとE-Four(電気式4WD)、ガソリン車とターボ車は2WDのみです。
一方のカローラスポーツは、全長4375mm×全幅1790mm×全高1460mm(4WD車は1490mm)と、ほかの2モデルに比べ全長が短く、全幅・全高が広く高く設定されています。
パワートレインは、1.2リッターターボと1.8リッターハイブリッドを設定。カローラやカローラツーリングと違い1.8リッターガソリンはありません。
駆動方式はハイブリッド車が2WD、ターボ車は2WDと4WDを設定しているほか、CVTと6速MTも用意されています。
また、カローラスポーツにはその名の通り、走りを意識したカローラスポーツは、「Zグレード」には18インチタイヤを搭載するなどカローラやカローラツーリングとは違う個性が随所に表れています。
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それぞれ3タイプの価格帯(消費税込)は、カローラが193万6000円から294万8000円、カローラツーリングが201万3000円から299万7500円、カローラスポーツが216万9000円から284万1000円となっています。
カローラシリーズとしてラインナップされる3タイプは、ボディタイプ、パワートレイン、駆動方式などが異なりますが、価格帯はカローラとカローラツーリングは同等、スポーティなカローラスポーツが若干値上がるといった状況です。
また、先代モデルにあたるセダンの「カローラアクシオ」とワゴンの「カローラフィールダー」はおもに法人向けに2020年9月現在も併売されています。
日本を代表する大衆車のカローラは、一般ユーザーからビジネスユーザーまで幅広く支持されるために、さまざまなボディタイプやモデルを設定しているのです。
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